春雨麗女が4月24日21時、tofubeats「LONELY NIGHTS」のカバー動画を公開した。4分ちょうどの歌ってみたで、概要欄では Original Music に tofubeats の原曲、Vocal に春雨麗女、Illustration に A.YAMI を記載している。

今回は、映像を次々に切り替えるより、夜の海辺を一度見せてから歌を置いていく作りが軸だ。満月、波の反射、ヤシの影、車にもたれる立ち姿という一枚絵を崩さず、歌詞とクレジットだけで流れを作っている。

0分台前半で景色を覚えさせ、1分台後半で英字を差し込む

動画の0分台前半では歌詞をまだ出さず、海と車の構図だけを見せる。まず景色を先に入れてから、20秒台に入って日本語の歌詞が左側へ現れるため、視線の置き場は終始ぶれない。背景はほぼ固定でも、月明かりの反射と文字の出入りだけで曲の進行が追える。

1分台後半には「Smokin' all night,」の英字が大きく差し込まれ、そこで文字の表情が少し変わる。対して2分台後半から3分台前半は文字が消える瞬間が挟まり、終盤の3分台後半は Illustration : A.YAMI のクレジットで閉じる。動きを増やさない代わりに、どこで文字を置き、どこで引くかで流れを切り替えたMVだ。

概要欄の情報量を絞り、歌と絵の役割をはっきりさせる

概要欄で前に出しているのは、原曲へのリンク、歌唱、イラストの3点だけだ。動画本編も同じで、「誰の曲を、誰が歌い、誰の絵で見せるか」を短く通している。説明を増やさなくても軸がぶれないのは、映像側も一枚絵と歌詞表示に徹しているからだろう。

次に追うなら、この夜寄りの選曲と最小限の映像演出を今後も続けるかどうか。今回の投稿は、派手な仕掛けより構図とクレジットの置き方で印象を作る方向へ、はっきり振れていた。