胡桃のあが2026年5月10日にYouTubeで公開した「【 Fall Guys 】🍎目指せクラウン #ぶいすぽわんにゃんバトル 【 ぶいすぽっ!胡桃のあ 】」は、ゴールデンウィーク企画「#ぶいすぽわんにゃんバトル」の一戦として行われたゲーム配信だった。公式YouTubeのメタデータでも、公開日は2026年5月10日、尺は56分06秒と確認できる。

この枠で面白かったのは、Fall Guysの腕前だけではなく、企画配信がその場で形を変えていくところだ。冒頭ではロック、ドッグ、キャットの各チームがポイントを競う企画として説明され、今回はクラウン争奪戦を行う流れになる。けれど、視聴者参加型のカスタムにしたことで部屋の人数、コード公開、落ちる人の多さ、32人制限の扱いが次々に話題になり、メンバー同士の会話もゲーム実況と運営相談のあいだを行き来していた。

記事としては、これは単なるFall Guysの対戦結果まとめではなく、「参加型企画を成立させようとする配信」の記録として読むのが近い。胡桃のあ視点では、猫チームに押され続ける犬チーム側の悔しさ、カスタム部屋を立て直すたびの慌ただしさ、最後に一度だけでも勝ちたいという粘りが見えてくる。ゲーム画面の勝敗だけを見るより、冒頭のルール説明、20分台のペンギン争奪、30分台の参加人数問題、終盤の泣きの一回をつなげて見ると、この56分のまとまりを把握しやすい。

ルール説明から、視聴者参加型のクラウン争奪へ

犬と猫のチームカラーを思わせる小旗の前で、クラウンを目指して走り出すオリジナルのかわいいキャラクターたちのイメージ
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冒頭の字幕では、5月9日から10日にかけて行われているゴールデンウィーク企画として「ぶいすぽわんにゃんバトル」が説明される。チームはロック、ドッグ、キャットに分かれてポイントを競い、今回のFall Guys枠ではクラウン争奪戦を行うという流れだった。説明を読み上げる側も、聞く側も、最初から少し急いでいる。理由はすぐ後に出てくる。Fall Guysの部屋が10分で壊れるため、コード公開までの段取りを急がなければならなかった。

この「急いで説明する」入り方が、今回の配信らしい。企画のルールはあるが、現場ではカスタム部屋の仕様や参加人数によって細かく変わる。字幕上でも、当初の勝利条件から、視聴者が参加する形に合わせて「最後まで生き残ったぶいすぽメンバー」がどちらのチームかでポイントを見るように調整されていた。6人だけで遊ぶとすぐファイナルになってしまうため、視聴者にも入ってもらい、1戦1戦を長く楽しむ方向へ寄せている。

2分台には、Xでのハッシュタグ投稿も案内されていた。配信中に「#ぶいすぽわんにゃんバトル」と、推しチーム側のハッシュタグを付けて投稿してほしいという呼びかけがあり、その直後にカスタムコードを出す準備へ移る。ゲーム内だけで完結する配信ではなく、YouTube、X、各視点、チーム応援が同時に動く企画だったことが分かる。本文でここを先に押さえておくと、後半で「犬が勝つまでやりたい」と粘る場面も、単なる負けず嫌いではなくチーム戦の文脈として見える。

最初のマッチでは、感度の高さや操作確認からもう混乱が始まる。右クリック、左クリック、掴む、飛び込む、感度をどこで変えるのか。字幕では、誰かがすぐ落ちたり、観戦状態で設定を開けるかどうかを話したりしている。Fall Guysは見た目こそ丸くて軽いゲームだが、慣れていない状態でカスタムに入ると、操作の小さな違いだけで一気に落ちる。胡桃のあ視点でも、序盤は勝つための作戦以前に、まずこの配信の操作環境を全員で整えている感じが強かった。

3分台から6分台にかけては、ファイナル系のステージでいきなり落下や生存確認が続く。誰が生きているのか、どのチームが残っているのか、今のポイントはどう見るのかを、メンバー同士が声で確認していた。ここはゲーム実況としては少し散らかっているが、企画配信としてはむしろ自然だ。視聴者参加型に切り替えた直後で、ルール説明、部屋の上限、メンバーの生存状況、チーム判定が同時に走る。整理された大会実況ではなく、現場で作りながら進む配信だった。

胡桃のあの視点で見ると、この序盤は「自分が目立つプレイをする」よりも、周りの状況に反応しながらチーム戦の流れをつかむ時間になっている。猫チームや犬チームの声が重なり、どちらを応援するか、誰を守るか、誰が最後まで残ったかが会話の中心になる。Fall Guysの個人戦をしているはずなのに、実際には声のやり取りでチーム戦らしさが出る。配信タイトルにある「目指せクラウン」は、個人のクラウンだけでなく、チーム側の一勝を取りたいという意味でも響いていた。

もうひとつ序盤で見えていたのは、胡桃のあが「勝つ人」だけを追うのではなく、配信全体の見え方を気にしている点だ。誰が落ちたのか、誰がまだ残っているのか、今の試合をこのまま続けるのかを、声のやり取りで何度も確かめている。Fall Guysは画面が切り替わると状況を見失いやすいが、複数人コラボではそれがさらに強くなる。本人の画面に映っていないところで勝敗が動くため、声で補うしかない。そういう意味で、この枠は実況というより、全員の視点をつなぎ直す会話が重要だった。

8分台のレース系ステージでは、スライムが下から上がってくる状況で、焦らず進むこと、ゴールできればよいことが共有される。ここで「1番最初に行くのが有利とかはない」「ゴールさえできればオッケー」と説明が入るのが分かりやすい。初見や久しぶりの視聴者にとっても、ただ速く走ればよい場面と、落ちないことが大事な場面の違いが伝わる。胡桃のあ自身も、ゲームの腕前を見せるだけでなく、今何を目標にしているのかを声の中で拾える視点になっていた。

この序盤で記事として強調したいのは、企画説明がすぐゲーム画面へ接続していることだ。チームでポイントを競う、視聴者も参加する、クラウンを目指す、コードを急いで出す。説明だけなら数行で済むが、実際の配信ではそれぞれがすぐ実務になる。コードを出すのが遅れると部屋が壊れ、人数が増えるとモードを変える必要があり、メンバーがすぐ落ちるとチーム判定が揺れる。最初の10分だけでも、今回の配信が「Fall Guysを遊ぶ枠」以上に、参加型企画の運用まで含んだ回だったことが見えていた。

ペンギン争奪とスライムクライムで、声の応援が主役になる

ペンギン人形を抱えた大きなオリジナルキャラクターと、カラフルな障害物コースを走る小さな犬猫モチーフの応援小物のイメージ
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10分台から20分台にかけては、スライム系のコースとペンギン争奪の場面が続き、今回の配信でいちばん声が重なっていた。スライムクライムでは、下から迫るスライムに追われながら、足場、掴み、ショートカット、誰が残っているかの確認が一気に入る。字幕には「焦らない」「丁寧に」「急げ」といった言葉が交互に出ていて、メンバーの声だけで緊張と笑いが伝わってくる。

このあたりの胡桃のあ視点は、プレイ中の本人の操作だけでなく、他メンバーの生存状況を見守る時間も大きい。ゴールできた人、落ちた人、まだ後ろで粘っている人がいて、全員が同じゲームをしているのに画面の状況はばらばらになる。だからこそ、声の応援が主役になる。「頑張れ」「落ち着いて」「あと誰が残っている」といった短い声が、試合の流れをつないでいた。

23分台に入ると、ペンギンを掴んでいる時間を競うステージになる。ここは配信としてはっきりした山場だった。ペンギンを持つ、奪われる、取り返す、誰に狙わせるかを相談する。字幕でも「ペンギンを掴んでればオッケー」「僕のペンギンだ」「やめて」といった反応が続き、ゲームのルールが見ていない読者にも想像しやすい。Fall Guysの中でも、これは勝敗が画面上のアクションと声の取り合いに直結するタイプのステージだ。

このペンギン争奪で面白いのは、チーム戦のはずなのに、誰を狙うかの会話がぐっと近い距離で飛び交うところだ。相手チームのメンバーに取ってほしい、取らないでほしい、ペンギンを守りたい、でも誰かに追われる。操作としては単純でも、声が入ることで一気に人間関係の遊びになる。胡桃のあ視点では、味方や相手の位置を見ながら、ゲーム内の小さなペンギンが大きな焦点になっていく様子を追える。

25分台には、ファイナル系の足場が消えるステージに移る。ここでは、触った足場が消える、赤い場所に注意する、誰かに掴まれる、といった要素が重なり、また別の緊張が出ていた。字幕には「触らないで」「掴んできた人」「自爆してもらった」といったやり取りが残る。ペンギン争奪では持ち物の奪い合いだったが、このステージでは相手の進路や足場そのものが勝敗に直結する。応援の声も、急に「落ちろ」「頑張れ」のような勝負寄りの色になる。

この中盤の良さは、プレイが上手い人だけが注目されるわけではないところにある。もちろん、最後まで残る人やクラウンを取る人は目立つ。けれど、配信として残るのは、むしろ途中で落ちた人が神視点で応援へ回ったり、ペンギンを取れずに叫んだり、操作を確認しながら追いつこうとしたりする時間だ。胡桃のあの配信は、こうした「勝敗の外側の声」も拾えるため、企画全体の賑やかさが伝わりやすい。

また、26分台のファイナル後には、リスナー側の腕前にも触れていた。クラウン回数が20回台まで見える参加者も話題になり、視聴者参加型の怖さと面白さが同時に出る。配信者側が企画を進めていても、実際のカスタムにはやり込んだリスナーが入ってくる。メンバー同士の勝負だけでなく、参加者のレベルの高さもステージを難しくしていた。

ペンギンやスライムの場面を記事で拾う理由は、今回の配信の具体性がここに詰まっているからだ。単に「Fall Guysを遊んだ」と書くと薄い。しかし、ペンギンを掴む、スライムに追われる、足場が消える、視聴者のクラウン回数に驚く、犬と猫のどちらが残ったかを確認する、と分解すると、配信の景色がはっきりする。ゲームを知らない読者でも、何が騒がしかったのかは伝わる。

この時点では、猫チーム側が強く見える。字幕でも、猫側に勝ち筋があり、犬側が追いかける構図が出ていた。胡桃のあ視点で重要なのは、この劣勢が終盤の粘りにつながることだ。中盤で猫に押されるほど、最後に「犬が一回勝つまでやりたい」となる理由ができる。配信の流れとして、負けがただの結果ではなく、次の一戦を呼ぶ材料になっていた。

ここで少し面白いのは、猫と犬のチーム分けがゲーム内スキンとも混ざっていくことだ。字幕では、犬チームなのに猫っぽいスキンを選んだり、猫チームだから猫に寄せたり、犬がないので別の動物にするような会話が出ていた。厳密な競技なら紛らわしさは避けるべきだが、この配信ではそこも笑いになっている。どちらのチームかを声で確認しながら、見た目ではあえて少し混線する。このゆるさがあるから、負けが続いても場が荒れず、最後まで遊びの温度を保てていた。

32人制限と立て直しで見えた、参加型企画の難しさ

カスタム部屋のコードを隠す配信画面をイメージした、柔らかい光の中のオリジナル配信者キャラクターと小さな応援マスコット
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今回の配信で、ゲーム内容と同じくらい印象に残ったのがカスタム部屋の調整だった。14分台には、感度設定のために一度部屋を戻り、次に入る時はコードを隠すように確認している。参加型配信では当たり前の作業だが、複数メンバーの同時視点でやると一気に難しくなる。誰かの画面にコードが映る、入るタイミングがずれる、人数上限が分からない。画面外の段取りが、配信の焦点の一つになっていた。

18分台には、32人ほど入れる部屋として進めようとするが、競争率が高く、すぐ埋まっていく。字幕では「人気ですな」「すぐ埋まった」といった反応があり、リスナー参加の勢いが強かったことが分かる。この時点では、制限があるならあるで、その中で何回も回せばよいという雰囲気だった。参加したい人が多いなら、何度も部屋を立て直してチャンスを作る。配信者側も、参加者側も、その場で折り合いを探していた。

30分台に入ると、部屋から落ちる人が出たり、60人近く入ったように見える場面が出たりして、状況がさらに複雑になる。字幕では「みんな落ちたかも」「60人になってる」「結構落ちてる」「ロビーがすでに満員」といった言葉が続く。ここは生々しい。企画としては大人数で遊びたい。けれど、ゲーム側の仕様や安定性が追いつかない。参加型の理想と現実の差が、配信中に見えていた。

33分台には、全員の枠で同時にコードを出すと一気に人が来てしまうため、メンバーごとにコード公開を分ける案も出ていた。最終的には大きく変わらなさそうだという反応もあり、もう一度試す流れになる。この相談が挟まることで、配信は一時的にゲーム実況から運営会議に近づく。けれど、それが退屈になりすぎないのは、会話がずっと軽いからだ。困ってはいるが、重くなりすぎず、どうすれば遊べるかを笑いながら探している。

36分台には、32人を超えると難しいことが明確になってくる。「32以上は無理なんだな」「サーバーがミリミリしてた」といった言葉が残り、最終的にはその範囲で遊ぶ方向へ落ち着く。ここは、今回の記事で特に拾っておきたい場面だ。ぶいすぽっ!の規模で視聴者参加型をやると、コードを出した瞬間に多くの人が押し寄せる。配信者の人気や企画の強さが、同時に運用上の難しさとして返ってくる。

31分台には、参加者が一斉に落ちたあと、「60人ぐらいのモードは安定しなかった」という説明も挟まっていた。33分台の「ロビーがすでに満員です」という反応と合わせると、問題はコードを出す速度だけではない。入室数、選んだモード、ロビー側の上限が噛み合わないと、ゲームを始める前の段階で止まってしまう。配信中の相談は、そこを確かめながら進んでいた。

胡桃のあ視点では、この立て直しの時間も配信の一部として成立していた。ゲームが止まっている間も、誰が入れたか、画面を隠したか、次はどのモードにするか、参加できなかった人にどう譲るかを話している。28分台には、何回も参加できた人は譲ってほしいという趣旨の声もあり、参加型を公平に回したい意識が見えた。全員を完全に満足させるのは難しいが、配信中にそうした配慮が出るだけでも、企画の見え方は変わる。

この部分は、初見者向けにも補足しておきたい。Fall Guysのカスタムは、コードを見た視聴者が一斉に入る形になる。人数上限やモードの仕様によっては、入れる人が限られたり、ロビーが不安定になったりする。配信者側はゲームを遊びながら、コード公開、画面隠し、部屋の再作成、メンバーの合流確認を同時にしなければならない。今回のアーカイブでは、その作業がよく見える形で残っていた。

ただし、この調整時間が長すぎると、ゲームだけを見たい人には少し間延びして感じるかもしれない。そこは軽い留保として残しておきたい。特に30分台は、入れない、落ちる、もう一度立てる、また試すという流れが続くため、テンポよくステージを見たい人には待ち時間がある。一方で、企画配信として見るなら、この待ち時間こそ「生配信でしか起きない部分」でもある。予定された進行表だけではなく、その場の人数と仕様に合わせて形を変える様子が見られるからだ。

また、参加型の難しさは「入れるかどうか」だけではない。入れた人が強すぎる場合、メンバー同士のチーム対決としては読みにくくなる。逆に、視聴者が多く入るからこそ画面は派手になり、配信者だけでは作れない混雑や偶然が生まれる。今回のFall Guys枠は、その両方が出ていた。リスナーのクラウン回数に驚く場面は、参加型がただのファンサービスではなく、普通に勝負を難しくする要素でもあることを示している。

この立て直しを経て、配信は最後のメンバー内勝負へ寄っていく。参加者を多く入れるのが難しいなら、6人で決着をつけるのもありではないかという流れが出る。ここで、配信の焦点が少し変わる。前半は視聴者参加型のクラウン争奪だったが、終盤は犬チームが一度でも勝つかどうか、猫チームの強さを崩せるかどうかへ絞られていく。運用上の制限が、結果として最後の勝負を分かりやすくしていた。

初見でこの枠を見るなら、30分台の立て直しは飛ばさず少し見ておきたい。ゲームが止まっているように見える時間だが、そこで「なぜ次の形に変わるのか」が説明されているからだ。大人数で遊びたい、でもロビーは安定しない。視聴者にも入ってほしい、でもコードを出すとすぐ埋まる。全員の視点があるから盛り上がる、でも全員が同時に出すと制御が難しい。こうした条件が重なった末に、終盤の小さな勝負へ寄っていく。単に待たされた時間ではなく、配信の構造が切り替わる時間だった。

配信中に出ていた「ぶいすぽの今の規模じゃ参加型難しいかもしれない」という趣旨の反応も、この枠を象徴していた。これは後ろ向きな意味だけではない。参加したい人が多く、コードを出すとすぐ埋まり、ロビーが不安定になるほど反応があるということでもある。人気があるから難しい。難しいから、画面を隠す、部屋を立て直す、参加できた人は譲る、最後は人数を絞る、といった調整が必要になる。企画配信の裏側が濃く見える回だった。

この構成は、V-BUZZの記事としても整理しやすい。前半は企画の説明、中盤は視聴者参加の混乱、終盤はチームの意地。すべてを時系列で細かく追うと散らかるが、「参加型を成立させる試行錯誤」という軸で見ると、30分台の立て直しにも意味が出る。今回の記事では、ゲームの結果だけではなく、この運営上の揺れを拾うことで、単なる配信メモから一歩進んだ整理にした。

終盤の「犬が勝つまで」で、企画の着地点が決まる

夕方のポップな競技場で、クラウンを目指して拳を上げるオリジナルキャラクターと、横で旗を掲げる小さな犬猫モチーフの応援小物のイメージ
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終盤は、猫チームの強さが目立つ流れだった。47分台のファイナルでは、掴み合いや足場の消えるステージで犬側が苦しくなり、猫側が残る。字幕でも「猫だけ」「犬」「猫で殺」といった言葉があり、チームの勝敗が声の中で強く意識されていた。胡桃のあ視点では、犬チームとして一度は勝ちたいという気持ちが、このあたりから前面に出てくる。

49分台には、猫チーム側がまた勝ち、犬側が「犬が勝つまでやっていいか」という流れになる。ここが今回の配信の着地点を決めた場面だった。全体のイベントとしての勝敗は別にあるが、この枠としては、犬チームが一回でも勝てるかどうかが最後の目的になる。字幕では「泣きの1回」「こんなんじゃ最初からうちら負けるって決まってたみたいじゃない」といった反応があり、冗談の中に悔しさが確かに混ざっていた。

この「勝つまでやる」は、終盤の目的を分かりやすくする。大きな大会の厳密な勝敗ではなく、友人同士のゲームで、負け続けた側が一度だけでも取り返したいという温度だ。胡桃のあは、Fall Guysのレジェンド扱いをされる場面もありつつ、自分だけで全てを決めるのではなく、犬チーム側の一勝へ向けて声を重ねていく。猫側の強さがあるからこそ、犬側の一勝が小さな山になる。

51分台には、足場が消えていくステージで、猫側が端から消していくような動きや、近づかないでほしいという声が出る。ここは、ゲームの仕組みとチームの心理がよく噛み合っていた。足場は踏むと消える。だから、誰かが近づくほど安全地帯が減る。敵味方の境界が近くなり、声も「来るな」「どけます」「足なくなっちゃう」と具体的になる。配信の後半で、ゲームのルールがチーム同士の会話をさらに濃くしていた。

53分台には、犬側がようやく勝ち筋をつかむ。字幕では「犬勝てそう」「うますぎ」「犬派です」「最後犬が勝つってわけ」といった言葉が並び、最後に犬チーム側が一勝を拾ったことが分かる。ここは大げさな優勝演出ではない。けれど、負けが続いたあとに「一回勝てた」で終われるのは、短い配信の締めとして後味がよい。全体として猫側が強くても、犬側の面目が最後に少し戻る。

55分台には、配信全体の結果としてキャットチーム勝利が読み上げられる。つまり、最後の一勝で全体の勝敗がひっくり返ったわけではない。それでも、犬側が最後に一回勝ったことで、枠の終わり方は暗くならなかった。ここが今回の配信のバランスだ。イベント全体の結果は結果として受け止めつつ、個々の枠では「最後に一矢報いた」という小さな満足が残る。

締めでは、この後に別メンバーの枠で閉会式があることも案内されていた。概要欄自体にはイベント全体の詳細リンクがまとまっているわけではないが、配信中の案内として、単独枠で完結せず次の枠へ流れる導線があった。#ぶいすぽわんにゃんバトルは、各視点の積み重ねで見る企画だったことがここでも分かる。胡桃のあのFall Guys枠は、その中で「参加型の難しさ」と「犬チームの粘り」を担う回だった。

この回を今から見るなら、最初から最後まで通しても1時間弱で見やすい。特に見るなら、0分台のルール説明、23分台のペンギン争奪、30分台の部屋立て直し、49分台以降の犬チームの泣きの一回を押さえると、配信の流れがつかみやすい。すべてを細かく見返さなくても、企画配信がどう転がったかはその4点で十分分かる。

胡桃のあらしさとして残ったのは、勝ちたい気持ちを前に出しながらも、配信全体を重くしすぎないところだった。負けが続けば悔しがる。けれど、参加者の多さや部屋の不安定さ、相手チームの強さも笑いに変えながら進める。ゲームの成績だけを見ると猫側が強い回だが、配信としては犬側の粘りが最後に確かに残る。大人数企画の混線も含めて、ぶいすぽっ!らしいわちゃっとした56分だった。

この終わり方は、企画配信として納まりがいい。キャットチーム勝利という公式な締めを読み上げたうえで、犬チームも最後に一度勝ったという小さな回収がある。どちらか一方だけを強調すると、イベント全体の結果か、配信内の感情か、どちらかが薄くなる。今回のアーカイブでは、その二つが分かれているから見やすい。全体の勝敗はキャットチーム、胡桃のあ視点の後味は犬チームの一勝。この二段構えで終われたことが、56分の配信を軽くしすぎず、重くもしすぎない着地にしていた。

配信後に見る場合は、結果を知っていても十分に楽しめるタイプだと思う。どのチームが勝ったかより、なぜその一戦をもう一度やることになったのか、誰が残っているかを声でどう確認しているのか、参加型がうまく回らない時に会話がどうほどけていくのかが中心にあるからだ。アーカイブとしての価値は、クラウンの瞬間だけではなく、そこへ向かうまでの相談と笑いにある。

逆に、Fall Guysの攻略だけを知りたい人には少し回り道が多い。ステージごとの最短ルートや細かい操作技術を解説する配信ではなく、チーム企画の中で遊び方を合わせていく配信だからだ。けれど、胡桃のあの枠として見るなら、その回り道が悪いものではない。コードを出す前の掛け声、落ちたあとの観戦、犬と猫の言い合い、最後のもう一回まで含めて、ゲームの勝敗より人の声が残る。そこが今回の整理ポイントだった。

記事で拾っておきたいのは、勝った側だけを強く見せるのではなく、負けた側がまだ笑える形で終われたことだ。長い競技企画では、負けが続くと配信の最後が少し重くなることもある。今回は、猫側の強さを認めつつ、犬側が「一回だけでも」と粘り、その願いを小さく回収してから閉会式へ渡した。だから、キャットチーム勝利という結果を読み上げても、胡桃のあ視点では悔しさだけが残らない。最後の短いやり取りまで見ると、負けを笑いに変える力もこの枠の魅力だったと分かる。そこまで含めて見返す価値がある回だったと思える内容だ。

最後に、今回の記事化で大事にしたのは、結果よりも「どう遊び方が変わったか」だ。視聴者参加にしたことで人数問題が出る。人数問題が出たことで、32人制限や部屋の立て直しが話題になる。そこから最後は6人寄りの勝負になり、犬が一勝を取りにいく。配信は予定通りに進みきったわけではないが、そのズレがむしろ記事にする価値を作っていた。公式アーカイブと概要欄、配信字幕で確認できる範囲でも、今回のFall Guys枠は「イベントの1競技」だけでなく、参加型企画をその場で調整する記録として読み応えがある。

短い枠ながら、情報の入り口も複数あった。概要欄には胡桃のあの公式X、ぶいすぽっ!公式サイト、グッズストアなどの導線がまとまり、配信内では閉会式へ向かう案内も入る。本文ではゲーム画面の出来事を中心にしたが、最後に公式リンクまで確認しておくと、この枠が単発の遊びではなく、連続企画の一部として置かれていたことも分かる。視聴後に別視点や閉会式へ移る余地が残るので、1本のアーカイブで完結しつつ、企画全体へも戻りやすい回だった。短時間でも密度は十分にあった。