台風の話から始まる歌枠は、ただ曲を並べるだけの配信とは少し違う入口になる。七㌨が2026年6月3日深夜に行った「【歌枠/KARAOKE】台風一家ってことはきっと台風にも家族がおるんやろうな【#個人Vtuber / 七–ナノ−】 #初見さん大歓迎 #配信中なの」は、雨の様子や視聴者の無事を確認しながら、6月最初の歌枠としてゆっくり温度を上げていくアーカイブだった。
自動字幕と概要欄を確認すると、冒頭3分台で台風後の安否確認を置き、4分台にポルカドットスティングレイ「秘密」へ入っている。その後も、なとり「絶対零度」、嵐「Happiness」「Love so sweet」、獅子志司「絶え間なく藍色」など、曲名をMCで確認できる範囲だけでも選曲の幅がある。歌そのものに加えて、スタンプ不調、弾幕読み、虹スパチャから嵐曲へつながる流れ、終盤の登録者や切り抜き相談まで、コメント欄と近い距離で進んだのがこの回の軸だ。
記事タイプとしては、歌枠・ライブ系の記事として見る。ただし、セトリを機械的に並べるより、曲間の会話がどう配信の流れを作っていたかを中心に整理したい。体験的具体例は、台風後に「雨は大丈夫だったか」と確認してから1曲目へ入る導入、弾幕や拍手を読み上げながらスタンプ不調を笑いに変える場面、早口曲で息継ぎの難しさを話す場面、虹スパチャを受けて「Happiness」を選ぶ場面、終盤に登録者数や切り抜きの話へ広がる場面を本文へ入れる。確認元は公式YouTubeアーカイブ、概要欄、公式YouTubeチャンネル、公式X、概要欄掲載のFANBOXとBOOTHだ。
台風の安否確認から、6月最初の歌枠へ

この配信の入り口で印象に残るのは、歌う前にまず生活の話が置かれているところだ。冒頭2分台で挨拶を返したあと、七㌨は6月になったことに触れ、3分台には台風の話へ移る。自動字幕では、台風が来ていたこと、視聴者が無事だったかを尋ねる流れ、本人のところでは雨が多く降ったという受け止めが確認できる。タイトルの「台風一家」という言葉遊びも、配信の最初から軽い雑談の入口になっていた。
歌枠は、曲の強さで一気に始める回もある。けれど今回の七㌨は、最初に「大丈夫でしたか」と確認してから歌へ入っている。台風や大雨のあとに配信を開く人は、仕事や移動や家のことを済ませて、ようやく夜に画面を見ている場合もある。そこでいきなり熱量の高い曲だけを置くのではなく、まず天気の話で足元をそろえる。配信のテンションが急に上がりすぎず、見始めた側も入りやすい。
1曲目として置かれたのは、MCで確認できる範囲ではポルカドットスティングレイ「秘密」だった。歌に入る前に、曲名とアーティスト名を自分の言葉で出しているため、後からアーカイブを見る人にも流れが分かりやすい。歌詞そのものをここで引用する必要はないが、曲の入り方はかなりはっきりしている。台風の話で近況を共有し、すぐ歌へ切り替える。その切り替えが、配信の最初の芯になっていた。
1曲目のあとには、画面上のスタンプが出ないという小さなトラブルも起きている。8分台には、歌声スタンプが出なくなったこと、ぐるっと切ってアップデートしたら消えたらしいこと、弾幕や拍手を送ってくれた視聴者への感謝が続く。ここは、歌枠の体験的具体例として分かりやすい。曲が終わったら拍手が流れ、配信者がそれを読み、スタンプの不調まで話題にする。歌とコメント欄の間に、細かいやり取りの手触りが残っている。
このスタンプ不調の扱い方も、配信を硬くしない。画面に何かが出ないと、配信者側は少し焦りやすい。けれど七㌨は、それを大きなトラブルとして止めるのではなく、コメント欄の弾幕や拍手を読みながら、いったん笑いに寄せている。視聴者側からすると、送った反応が全部きれいに画面へ出なくても、声で拾われることで参加した感じが残る。歌枠では、この小さな拾い方が大事だ。
序盤のもう一つの特徴は、初見や途中参加の挨拶を細かく返していることだ。17分台には初めて来た視聴者へ声をかけ、台風や雨が大丈夫だったかを改めて聞いている。ここでも、話題は歌から少し離れているが、配信の中心からは外れていない。天気の話が全体の共通テーマになっているため、後から来た人にも同じ入口をもう一度開ける。
歌枠の記事では、歌がうまい、声がきれい、という言葉だけでまとめるとすぐ薄くなる。今回の序盤で残したいのは、歌う前後の距離感だ。天気の話、1曲目、スタンプ不調、弾幕読み、初見への挨拶が連続している。曲だけを切り出すと数分で終わるが、その周りにある会話まで見ると、配信がどう温まったかが見えてくる。
この回は、開始直後から大きな告知や記念企画を押し出す配信ではない。むしろ、日常の延長にある歌枠として始まっている。台風後の夜に、まず無事を確認し、そこから歌へ入る。少し地味に見えるが、こういう入り方はアーカイブを後から見る時にも助かる。配信者がその日の状況を言葉にしているので、2026年6月3日深夜という時間の輪郭が残る。
また、概要欄には本人の活動導線もまとまっている。公式X、FANBOX、BOOTH、配信タグやファンアートタグが並び、「心を込めて、歌を届けるのが使命」という自己紹介も置かれている。記事本文では概要欄の文面をそのまま引くのではなく、配信の見方として受け止めたい。歌を届けるという軸があり、その周りにコメント欄との会話や日常の話がある。今回の序盤は、その自己紹介と配信内容が噛み合っていた。
初見者向けに補足すると、七㌨の歌枠は、曲だけを最短で聞くというより、曲間の話を含めて場を作るタイプに見える。今回も、歌い終わるたびに拍手や弾幕を拾い、台風や雨の話へ戻り、次の曲を探す。テンポは急ぎすぎない。仕事や学校のあと、作業をしながら聞く人にとっては、この余白があるから長く流しやすい。
一方で、序盤だけでも曲と会話の切り替えははっきりしている。1曲目を歌うと決める、歌う、感謝を返す、トラブルを軽く処理する、次の話題へ進む。歌枠として最低限の流れが乱れていないため、雑談が多くても散らかった印象にはなりにくい。台風後の安否確認から始まるこの導入は、今回の記事で最初に押さえておきたいポイントだった。
曲名が会話から出てくるセトリの流れ

歌枠として読むなら、曲順は確認できる範囲で整理しておきたい。自動字幕には聞き取りの揺れがあるため、すべての曲名を断定するのは避ける。ここでは、曲前後のMCで曲名とアーティスト名が比較的はっきり取れるものを中心に見る。4分台のポルカドットスティングレイ「秘密」、21分台から25分台にかけてのなとり「絶対零度」、35分台の嵐「Happiness」、51分台の嵐「Love so sweet」、1時間10分台から1時間15分台にかけての獅子志司「絶え間なく藍色」は、配信内の言葉から流れを追いやすい。
曲名を並べるだけなら短いメモで済む。けれど今回の面白さは、曲が会話から出てくるところにある。たとえば21分台には、何を歌うか悩んでいたこと、久しぶりに歌おうと思ったこと、ただし早口であることが語られてから「絶対零度」へ入っていく。歌う前に難しさを自分で口にするので、視聴者は曲を聞く時に「どこで息継ぎするのか」「どこが速いのか」を一緒に意識しやすい。
実際、曲後の26分台では、息継ぎするところがないという反応が出ている。これは歌枠の体験的具体例としてかなり強い。聞いている側も、早口曲や詰まったフレーズの曲で、歌い手がどこで息を吸うのか気になることがある。七㌨はそれを曲後にすぐ言葉にし、歌詞上のギリギリ感とも重ねて受け止めていた。歌の感想が抽象的な「かっこいい」だけで終わらず、体で歌った時の難しさへ落ちている。
その後の嵐曲への流れは、今回の歌枠らしさがよく出ている。29分台には、嵐のカラオケで歌えるものを探す会話があり、30分台には「Happiness」を歌いたいという方向へ進む。さらに31分台から35分台にかけて、虹スパチャへの反応が入り、そこから「ハッピーになった」流れで「Happiness」へ入る。曲名を先に決めて淡々と歌うのではなく、その場の出来事が選曲の理由になっている。
この場面は、配信を見ている側にも追体験しやすい。コメント欄やスーパーチャットで何かが起き、配信者がそれに驚き、そこから曲の意味づけが少し変わる。セットリストが事前に決まっているライブではなく、歌枠ならではの即興性だ。七㌨は「曲名だけ出して一生歌わない女になるところだった」と冗談を置き、そこから歌へ入っている。待たされている時間も、配信の笑いとして処理されていた。
「Happiness」後の39分台には、歌詞の中の虹に関する表現と、直前の虹スパチャが重なって笑いそうになったという反応もある。ここで歌詞を長く引用する必要はない。大事なのは、直前の配信内の出来事と曲の中のイメージが偶然重なり、本人がそれを面白がっていることだ。歌枠では、曲の内容とその場のコメント欄がリンクした瞬間に、アーカイブ特有の記憶が残る。
41分台には、普段あまり歌わない曲を歌う時に、Cメロへ怯えるという話も出ている。これも歌枠の見方として面白い。視聴者は完成された歌だけを聞きがちだが、配信者側には「この先に急に知らない顔をするパートが来るかもしれない」という不安がある。七㌨はその怖さを隠さず話すため、歌枠が上手さの披露だけでなく、選曲の挑戦としても見えてくる。
51分台には「Love so sweet」へ入る流れがあり、嵐曲の話題が続く。配信のタイトルは台風の言葉遊びから始まっているが、中盤では「嵐」という名前そのものが話題のフックにもなっていた。台風、嵐、虹、Happiness。言葉のつながりだけで見ると少し偶然が多いが、歌枠の中ではその偶然が楽しい。配信者とコメント欄が同じ連想で遊んでいるような時間だった。
1時間10分台以降には、6月が始まったことに触れながら次の曲へ向かう流れもある。自動字幕では一部聞き取りが不安定だが、1時間15分台には獅子志司「絶え間なく藍色」だったと曲後に確認できる。6月という季節の切り替わり、台風後の湿った話題、夜の歌枠という条件が重なり、選曲にも少し季節感が残っていた。
また、1時間19分台には別の曲後に、かっこよさやスラップの話へ反応している。ここも、曲の良さを一語で済ませず、音の要素へ少し触れているのがよい。歌枠記事では、すべての曲を同じ褒め方で書くとすぐ単調になる。今回の配信では、早口曲では息継ぎ、嵐曲ではその場の出来事とのリンク、別の曲では音のかっこよさというように、感想の軸が少しずつ違っていた。
もちろん、今回の字幕だけで完全なセトリを確定するのは難しい。自動字幕は曲名や固有名詞を誤認することがあるし、歌唱部分では歌詞の認識も揺れやすい。そのため本文では、確定できる曲名を中心に扱い、曖昧なものは無理に埋めない。歌枠の記事で大事なのは、未確認の曲名を増やすことではなく、確認できる範囲で配信の流れを正しく残すことだ。
そのうえで、この回はセトリだけでも十分に変化がある。ロック寄りの入り、早口曲の挑戦、嵐曲の明るさ、6月の話題と重なる中盤以降。曲の方向が一種類に寄りすぎないため、2時間超のアーカイブでも同じ感想が続きにくい。七㌨自身も、曲ごとに「久しぶり」「早口」「歌えるかも」「ハッピーになった」と違う言葉を置いている。そこが、聞き流していても場面の区切りとして残る。
初めてこのアーカイブを見る人には、まず冒頭から「秘密」までを見て、次に21分台からの「絶対零度」、31分台から35分台の虹スパチャと「Happiness」への流れを見るのが分かりやすい。曲そのものだけでなく、どうやって次の曲に向かったかが見えるからだ。歌枠は、曲の出来だけでなく、曲を選ぶ前後の会話に配信者の色が出る。今回の七㌨は、その色がかなり出ていた。
曲前後のMCを追うと、歌枠の見方も少し変わる。たとえば、早口曲の前には「久しぶりに歌う」「息継ぎが難しい」という不安があり、嵐曲の前には台風や虹の話がある。つまり、曲は単独で置かれているのではなく、その直前の会話を受けて鳴っている。アーカイブを後から見る時は、曲の開始時刻だけへ飛ぶより、数分前から聞く方が配信の流れをつかみやすい。七㌨の反応は、選曲の理由を長く説明するタイプではないが、迷い方や笑い方にその理由が出る。
また、歌枠としては「歌い慣れた曲」と「少し怖さのある曲」の差も見えた。歌える自信がある曲ではすぐ明るく入れる一方、普段あまり歌わない曲ではCメロや早口への警戒が出る。視聴者にとっては、完璧に整った歌だけでなく、その場で挑戦している感覚も聞きどころになる。うまく歌えるかどうかの緊張を、本人が先に笑いへ変えてくれるため、初見でも肩肘張らずに聞ける。
弾幕、拍手、虹スパチャが作ったコメント欄との距離

概要欄には、弾幕コピペ用の記号列や、拍手として使う「ぱちきら」が載っている。これは歌枠の運用としてかなり実用的だ。視聴者が曲中や曲後にどう反応すればよいか、あらかじめ入口が用意されている。初めて来た人でも、概要欄を見ればコメント欄に参加しやすい。歌枠では、こうした小さな準備が配信のにぎやかさを支える。
本編でも、弾幕と拍手は何度も読み上げられている。8分台、26分台、40分台、1時間30分台など、曲後の節目で複数の視聴者名を呼び、弾幕や拍手への感謝を返している。ここで重要なのは、ただ「ありがとう」とまとめるのではなく、誰が送ったかをできる範囲で拾っているところだ。コメント欄の反応が配信の背景音ではなく、場を作る要素として扱われている。
体験的具体例としては、スタンプ不調と弾幕読みが重なった序盤が分かりやすい。画面上のスタンプがうまく表示されない時、視聴者が送った反応は見えにくくなる。七㌨はそこで、弾幕や拍手を送った人の名前を読み、スタンプが消えたことを話題にする。配信システムの小さな不調が、逆にコメント欄とのやり取りを目立たせていた。
31分台から35分台の虹スパチャの流れも、この回の大きなポイントだ。自動字幕では、虹色の支援に驚き、感動していること、そこから「ハッピー」な気分になって「Happiness」へ進む流れが確認できる。曲が先にあり、支援が後から来たのではなく、その場の出来事が曲の入り方を変えている。これはアーカイブで見返す価値がある場面だ。
虹スパチャへの反応は、配信の温度を一段上げる。ただし、七㌨はそれを大げさな感動演出だけにはしない。驚きつつ、冗談を挟み、曲名だけ出して歌わないところだったと笑う。こういう返し方だと、支援した人への感謝は残りつつ、配信全体が重くなりすぎない。歌枠の中で支援が入る時、配信者がどのくらいの温度で受け止めるかは場の雰囲気を大きく左右する。今回の流れは、明るさと照れがちょうどよかった。
曲後の感想でも、コメント欄との往復が続く。「高い曲」「いい曲」といったコメントを受けて、曲の難しさやCメロへの怖さへ話を広げる。ここで視聴者は、ただ拍手を送る側ではなく、次の雑談のきっかけを作る側にもなる。歌枠がライブ的でありながら雑談配信にも近いのは、この往復があるからだ。
1時間30分台には、ギフトや拍手への反応が続き、推薦曲の話にも広がっている。6月の曲や関連曲について、視聴者からの情報を受け取り、あとで聞くという流れが出る。これは、歌枠が一回の配信で閉じないことを示している。今回歌った曲、今回知った曲、視聴者が薦めた曲が、次の配信や裏でのチェックにつながるかもしれない。歌枠のコミュニティ感は、こうした小さな推薦の積み重ねにも出る。
さらに終盤には、登録者数やギフト上限の話、切り抜きやショート投稿の相談へ話題が移る。2時間1分台以降、自動字幕では、登録者が増えたこととギフトの上限に関する話、ショートを毎日投稿する案、過去配信のハイライトや切り抜きポイントへの相談が確認できる。歌枠の終盤に、活動全体の運用話が出てくるのは面白い。単なる雑談ではなく、チャンネルをどう伸ばすかという現実的な話でもある。
ここでの七㌨は、強い成功計画を語るというより、コメント欄と一緒に考えている。どの配信を切り抜くとよいか、モンハンやあつ森に切り抜きポイントがあるか、登録者が増えるまで何をするか。冗談を混ぜながらも、活動者としての悩みが少し見える。歌枠の終盤にこうした話が出ると、視聴者は「歌を聞いた人」から「次に何を応援できるかを考える人」へ少し移る。
この流れは、概要欄の公式導線ともつながっている。X、FANBOX、BOOTHが並び、配信タグやファンアートタグも置かれている。記事末尾にもそれらを参考リンクとして残した。今回の配信から七㌨を知った人が、次にどこを見るとよいかを見つけられるからだ。歌枠を聞いて終わりではなく、公式Xで次の告知を確認し、FANBOXやBOOTHで活動導線を見る。配信内の登録者トークを踏まえると、その導線は記事にも必要だと思う。
一方で、終盤の運用話は少し内輪寄りでもある。登録者数の細かい増減、切り抜きポイントの相談、ギフト上限の話は、初見者には前提が分かりにくい部分もある。だから本文では、数字や仕様を細かく断定するより、「チャンネルをどう伸ばすかをコメント欄と話していた」と整理するのが自然だ。配信の現場では楽しい細部でも、記事では読者が理解しやすい粒度へ少し整える必要がある。
コメント欄との距離が近い配信は、記事化すると説明が難しい。すべての名前や反応を列挙すると読みにくくなるし、逆に省きすぎると配信のにぎわいが消える。今回の場合は、弾幕、拍手、虹スパチャ、ギフト、登録者トークという役割ごとに整理すると見やすい。コメント欄は単なる反応欄ではなく、選曲、曲後の感想、終盤の活動相談を動かしていた。
この距離の近さは、七㌨の歌枠を初めて見る人にも伝わりやすい。概要欄に弾幕がある。曲後に名前を読む。支援が曲の流れを変える。終盤に今後の活動の相談が出る。どれも、配信者と視聴者が同じ場にいる感覚を作る要素だ。歌の完成度だけを追うなら、もっと短い切り抜きでも足りるかもしれない。けれど今回のアーカイブは、コメント欄との往復まで含めて見る方が合っている。
概要欄に並ぶタグも、初見者には小さな地図になる。総合タグ、配信タグ、ファンアートタグ、さらにごはん系のタグまで置かれていて、歌だけでなく日常の話題や活動の広がりも見える。今回の配信内でも、台風、食事、仕事、登録者、切り抜きと話題が移っていくため、概要欄の導線と本編の雑談が別物になっていない。七㌨をこの歌枠から知った読者は、YouTubeチャンネルだけでなく、公式Xで次の配信告知やタグの流れを見ると、活動の輪郭をつかみやすい。
この点は、記事として参考リンクを残す理由にもなる。歌枠の感想だけなら配信アーカイブ1本でも足りるように見えるが、概要欄に公式X、FANBOX、BOOTHが掲載されている場合は、本人が公開している活動導線として整理しておく価値がある。特に今回の終盤では、近々上がりそうなものへの反応を促す話が出ていた。次の投稿を待つなら、公式Xやチャンネル通知を押さえておく方が確実だ。
終わりそうで終わらない、活動導線まで残した締め

2時間を超えた終盤は、歌枠というより雑談配信に近い手触りが強くなる。2時間1分台からは登録者数やギフト上限の話が続き、ショート投稿や切り抜きの相談へ広がる。歌枠の本筋から見ると寄り道に思えるかもしれないが、活動を追う記事としては大事な部分だ。七㌨が、今後どの配信をどう見せるかをコメント欄と一緒に考えているからだ。
この終盤で特に面白いのは、切り抜き候補を自分で探しながらも、すぐ自信満々にはならないところだ。モンハンには切り抜きポイントがありそう、あつ森はまだ奇跡のような場面が少ない気がする、といった受け止めが出ている。過去配信を全部「切り抜ける」と盛るのではなく、どこが見せやすいかを少し冷静に見ている。これは、活動者としての現実的な目線でもある。
体験的具体例としては、登録者が増えるまで終われない企画のような冗談を出しつつ、実際にはどう増やすかを考えている場面が挙げられる。視聴者から見れば、チャンネル登録者数やショート投稿は裏側の話に近い。けれど配信内で話されると、活動が続いていくための小さな作戦会議のように聞こえる。歌枠の終盤にこの話が出ることで、アーカイブは「歌って終わり」ではなく、「次にどう動くか」まで少し見える回になった。
2時間5分台には、もう終わると言いながら、雑談が楽しくて終われないという流れもある。コメントを読み上げて終わろうとし、名前を呼び、礼を伝え、6月もよろしくとまとめる。ここだけ見れば普通の締めだが、実際にはその後も少し延びる。歌枠や雑談配信でよくある、終わりの挨拶をしたのにコメントでまた話が続く時間だ。
この「終わりそうで終わらない」感じは、アーカイブで見ると少し長く感じる人もいるかもしれない。けれど、リアルタイムの配信では、最後の数分にこそ常連との距離が出ることがある。名前を読み、今日のコメントへ礼を言い、翌日以降も頑張ろうと声をかける。作業用に流している人なら、この締めのゆるさがちょうどよい余韻になる。
2時間9分台には、何かが近々上がりそうな雰囲気を察知しているから、高評価とコメントを忘れないように、という話も出ている。具体的な告知内容をここで断定することは避けたいが、少なくとも今後の投稿や公開物へ向けて、視聴者に反応を促す流れがあった。歌枠の終盤に、次の動画や投稿への準備を匂わせる。これも、日々の活動を追ううえでは見逃しにくい。
公式導線としては、YouTubeチャンネルとXを押さえるのがまず大事だ。概要欄にはFANBOXとBOOTHも掲載されており、支援やグッズ系の導線を確認できる。今回の記事では、配信アーカイブだけでなく、それらのリンクも frontmatter と参考リンクに入れた。歌枠を見て気になった読者が、次の配信告知や活動情報を探しやすいようにするためだ。
終盤の締めでは、コメントをくれた視聴者の名前を読み、6月もよろしくと伝え、休める時に休んで頑張ろうと声をかける。台風後の安否確認から始まった回が、最後には6月の始まりと日々の生活へ戻っていく。この流れはきれいだ。大きなニュースではないが、配信の一回としては、始まりと終わりの話題がつながっている。
さらに、終わったと思ったあとにマイルストーン系の反応で締めがキャンセルされる場面もある。2時間10分台には、もうないよねと確認した直後にまた反応が入り、半年おめでとうという流れが続く。ここも、長時間配信の終盤らしい。配信者が終わろうとしているのに、コメント欄が最後の一押しを持ってくる。少しだけ予定が延びるが、その延び方が嫌なものにはなっていない。
この回の最後に残るのは、歌が何曲あったかだけではない。台風後の夜に、視聴者の無事を確認し、曲を歌い、弾幕や拍手を読み、虹スパチャで選曲の意味が少し変わり、終盤には活動の次の見せ方まで話す。歌枠と雑談と作戦会議が、2時間11分の中で緩やかにつながっていた。強い告知記事というより、七㌨の日々の配信の近さを残す記事として見るのが合っている。
初見で全部を見るなら、少し長い。歌だけを聞きたい人は、曲前後のMCを中心に区切って見る方が入りやすい。一方で、七㌨の配信の雰囲気を知りたい人には、曲間や終盤の会話も含めて見る価値がある。どの曲を歌ったかだけではなく、コメント欄とどう話し、何を笑い、どこで次の活動へ視線を向けたかが見えるからだ。
今回の歌枠は、6月最初の大きな節目というより、日常の中にある配信としての記録に近い。台風のあとの雨の話、歌いたい曲を探す時間、弾幕の読み上げ、登録者や切り抜きの相談。派手な演出ではなく、配信者と視聴者が同じ夜を過ごしている感覚がある。七㌨の歌枠をこれから追う人にとっても、どんな距離感で配信が進むのかを知る入口になるアーカイブだった。
概要欄の弾幕や「ぱちきら」は、今回の配信を後から見る時にも役立つ。リアルタイムで参加していなくても、どのタイミングでコメント欄が盛り上がっていたのか、曲後の拍手がどういう文化として置かれているのかが見えるからだ。歌枠は、曲名と開始時刻だけを追うと、配信者と視聴者の共同作業が抜け落ちやすい。今回の七㌨は、その共同作業を概要欄でも本編でも見える形にしていた。
終盤の高評価やコメントへの呼びかけも、単なる定型の締めではなく、今後の投稿を一緒に見守ってほしいという温度に近かった。何かが近々上がりそうだと話し、反応を忘れないように促す。その言い方は少し冗談めいているが、配信を支える視聴者の動きが、次の動画や歌枠にもつながることを示している。歌って、話して、最後に次の一手へ目を向ける。そこまで含めて、この回は6月の始まりらしい助走になっていた。
