大野クロコが2026年5月24日未明に公開した「[#apex ] 見敵必戦!ワイルドカード参加型!(武器自由)」は、約2時間50分のAPEX参加型配信だ。タイトルにある「見敵必戦」の勢いどおり、敵を見つけたら撃ち合いへ向かう場面が多い。ただ、実際のアーカイブは戦闘だけで押し切る回ではない。仕事終わりの雨やタイヤの話、武器選びの迷い、参加希望者の交代、コメント欄の雑談が、試合の合間に何度も差し込まれる。

今回の記事では、公式アーカイブの自動字幕と概要欄の参加ルールをもとに、ゲーム配信としてどこを見れば分かりやすいかを整理する。字幕には聞き取りの揺れがあるため、細かな発言を引用するより、冒頭のやり取り、試合中の立て直し、参加者を呼ぶ場面、配信後半の雑談の流れを中心に見る。APEXを細かく知らなくても、敵に囲まれた時の焦り、武器が合わない時の迷い、参加型で順番を回す時の気配りは場面としてつかみやすい。

仕事終わりの近況からAPEXへ入る

仕事終わりの配信部屋でゲームを始める男性キャラクターのイメージ
V-BUZZ独自作成のイメージ画像です。公式画像・配信画面ではありません。

冒頭の大野クロコは、まず待機画面に自分の咳が入ってしまったかもしれないと気にしながら、来てくれた視聴者へ挨拶する。ここでいきなりゲームの戦術説明に入らないところが、この回の見方を決めている。仕事を終えてきたこと、最後の最後で雨が降ったこと、左タイヤが完全に終了したことを話し、1日の終わりにそのまま配信へ入ってきた感じが強い。

この入りは、APEX配信としては少し生活に近い。タイトルだけを見ると、ワイルドカードで撃ち合う枠に見えるが、最初の数分で分かるのは「今日は仕事終わりに集まって遊ぶ」回だということだ。スプラトゥーンで負けて逃げてきたというコメントに反応しつつ、最近はAPEXが楽しいと返す。ゲーム選びの理由も、流行や戦績より、いま本人が遊んでいて楽しいものとして置かれている。

概要欄には、参加型の場合はチャンネル登録、高評価、コメントで参加表明した人に限ること、エンジョイ勢なので勝ち負けや失敗にこだわらないこと、人が多い場合は順番になること、VCは基本なしにすることが並んでいる。このルールは本文の理解にも効いてくる。配信中に参加希望者へ声をかける場面や、試合後に次の人を呼ぶ場面があるため、アーカイブを見る時は「ひとりで勝ちを狙う配信」ではなく「コメント欄と一緒に順番を回す配信」として見る方が分かりやすい。

武器選びも、序盤から手探り感がある。モザンピークが早いと聞くが当てられない、昨日調子が良かった構成ならピースキーパーかもしれない、コンジットを最近好んで使っているから使おう、というように、決め打ちではなくその日の調子とコメントの流れで選んでいく。APEX経験者なら、武器名やキャラクター名だけで状況を想像できる。初見でも、「当てられる武器を探す」「苦手な武器を避けたい」「味方に合わせて動く」という迷いは分かりやすい。

体験的な具体例としてまず拾えるのは、この武器選びの迷いだ。シューティングゲームでは、強いと聞いた武器が自分の手に合うとは限らない。配信内でも、モザンピークが早いらしいと理解しつつ、当てられないという感覚が出ている。視聴者側も、攻略情報では強いとされる選択肢を持ってみたら思ったほど当たらず、結局いつもの武器へ戻る経験を想像しやすい。記事としては、武器名の強弱だけでなく、その「手に合うかどうか」を見ると、この配信の入りがつかみやすくなる。

もう一つ印象に残るのは、食事やおやつの話が、試合準備と同じ場所に出てくることだ。配信序盤では、ご飯をどんぶりで食べ、餃子も食べたという話があり、コメントの「雪の宿」にも反応する。これだけなら雑談の寄り道だが、仕事終わりにご飯を済ませ、夜にゲームを開き、視聴者のおやつへ返事をする流れとして見ると、参加型配信の入口が日常の延長に見える。戦闘が始まる前から、配信部屋に人が集まっている感じができている。

この回は縦型配信でもあるため、長時間のアーカイブでも画面の情報量が通常の横型配信とは少し違う。タイトルやタグには #shortsfeed も入り、スマホで流れてきた人が途中から入ることも想定される。だからこそ、冒頭で「のんびりワイルドカードしながら遊んでいる」と言葉にしているのは大きい。途中から見た人でも、今が何の枠かを受け取りやすい。

冒頭のもう一つの役割は、配信者本人の調子を読者へ渡すことだ。仕事終わりで、雨にも降られ、タイヤの話までしているため、完璧に整えた企画配信というより、日常からそのままゲームへ入った枠に見える。だから、後の試合で弾が当たらないとこぼしたり、武器を迷ったりしても、失敗として浮かない。むしろ、その日の体力や気分も含めて参加型を回していることが伝わる。

大野クロコのAPEX配信を初めて見る読者には、ここで「タイトルの勢い」と「実際の入り方」の差を押さえておくと見やすい。見敵必戦という言葉は前のめりだが、配信本編は挨拶、マイクの確認、仕事の近況、食事の話から始まる。勢いだけの戦闘枠ではなく、夜中に集まった人へ順番に返事をしながら、少しずつゲームへ体を寄せていく。ここを飛ばすと、後半の雑談の多さが急に見えるが、冒頭から見ると自然な流れだ。

また、概要欄で「苦手ならブラウザバック推奨」と書いている点も、この枠の性格をよく表している。視聴者全員に合わせて整えた配信ではなく、やりたいことをやる、その上で参加者とコメント欄が楽しく遊べるようにする、という距離の取り方だ。記事では煽る必要はないが、配信者のスタンスとしては拾っておきたい。勝ち負けにこだわらない参加型という説明は、単なる柔らかい言葉ではなく、配信全体の判断に出ている。

自己蘇生と参加者交代が作る、参加型らしい山場

戦闘中に仲間を待ちながら立て直すゲーム配信のイメージ
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序盤の試合で分かりやすい山になるのは、敵に囲まれながら自己蘇生へつなぐ場面だ。字幕では、近くに敵が着地したこと、敵の弾だけが当たるとぼやくこと、上にいる敵へ反応すること、自己蘇生があるので逃げるという判断が続く。APEXを知らない読者でも、「撃ち合いで削られる」「いったん隠れる」「自分で起き上がる」「味方や参加者と合流する」という流れは追える。

ここでよいのは、大野クロコが強がりすぎないところだ。当たらない、敵の弾だけ当たる、弾がない、ウルトが邪魔、といった反応がそのまま出る。上手くいった場面だけを見せるのではなく、焦りながらも画面を見て、隠れ、回復し、味方の動きに合わせる。視聴者が同じゲームを遊んだ時に起きがちな「自分の弾は当たらないのに相手の弾はよく当たる」という感覚が、配信者の声として表に出ている。

体験的具体例の二つ目は、この立て直しだ。バトルロイヤル系のゲームでは、撃たれた瞬間に倒されるだけでなく、遮蔽物へ逃げ込む、回復を挟む、自己蘇生を狙う、味方のカバーを待つという細かい判断がある。配信内でも、単に「勝った」「負けた」ではなく、自己蘇生中にどう耐えるか、敵の位置をどう見直すか、味方が戻るまでどう時間を作るかが場面として残っている。初見で見るなら、キル数よりこの逃げ方を見た方が、参加型の忙しさが分かる。

参加者交代の声かけも、この回の大事な部分だ。概要欄のルールどおり、人が来た場合は順番になる。配信中には、参加したいという声に対して、もう1個後になってしまうけれど大丈夫かと確認する場面がある。別の参加者が今行けるかどうか、誰を呼ぶか、今の試合が終わったらどうするかをその都度整理している。ゲームの腕前だけでなく、配信者として場を回している様子が見える。

この交代のやり取りは、参加型を見慣れていない人にも伝わりやすい。参加型配信では、ただ参加者を増やせばよいわけではない。先に来ていた人、途中で希望を出した人、いま別の試合へ行っている人、1試合だけ入れる人がいる。配信者はゲーム画面を見ながら、コメント欄の名前や順番も見ている。大野クロコは、戦闘中にもコメントへ返し、試合の切れ目で次の参加者を呼ぼうとするため、画面外の調整も配信の一部になっている。

武器の話では、苦手なトリプルテイクを持ちながら、誰かセンチネルをくださいとこぼす場面も出てくる。これは単なる武器名の話ではなく、手に合わない武器を持った時の不安が分かりやすい場面だ。中距離武器が欲しい、G7ばかりになる、救急があったら拾いたい、1倍で十分という細かな判断も続く。強い武器を拾えば終わりではなく、自分の距離感や当てやすさと相談している。

体験的具体例の三つ目は、追いかけるか引くかの判断だ。字幕には、キルリーダーを追いかけたくなる場面で、逃した、追いかけたらだめだ、味方が復活するのを待つ、という流れが残っている。敵を見つけると追いたくなるが、深追いすると孤立する。これはAPEXに限らず、チーム戦のゲームでよく起きる迷いだ。この配信では、タイトルの「見敵必戦」と、実際には味方を待つ必要がある場面がぶつかる。その揺れが、見ていて分かりやすい山になっている。

また、戦闘の合間に視聴者の近況へ返す余裕もある。明日の勉強を応援したり、別配信にリア友が来たという話へ反応したり、スペースで寝てしまったというコメントを拾ったりする。戦闘中の情報量は多いが、配信者の意識はゲームだけに閉じていない。参加型としての見やすさは、この「戦っているのにコメント欄の人が見えている」部分にある。

参加者交代の場面では、配信者側の負荷も見える。誰かが参加したいと書く。別の人がすでに入っている。今の試合が終わるまで待ってもらう。次に呼ぶ人の名前を探す。こうした作業は、アーカイブで見ると一瞬のやり取りに見えるが、実際にはゲーム画面、コメント欄、フレンド欄を同時に見ている。撃ち合いの強さとは別の配信技術が必要な場面だ。

自己蘇生の場面も、単独の見せ場としてだけでなく、参加型の中で読むと少し印象が変わる。自分だけが生き残って逃げればよいのではなく、味方がどこにいるか、誰が復活できるか、次に合流できるかを考える必要がある。大野クロコは、敵を見つけるとすぐ反応する一方で、味方の復活待ちや参加者の状況も見ている。ここが、勢い任せの「見敵必戦」だけではないところだ。

武器の相性については、配信の中で何度も戻ってくる。ロングボウが今日は当たる、トリプルテイクは苦手、センチネルなら当てられる、中距離武器が欲しいという言葉が散らばる。FPSでは、同じ武器でも日によって当たり方が変わる。前の日に良かった構成を思い出しても、実際の試合では敵の距離や味方の動きに左右される。今回の配信は、その「今日はこれが合うかも」を探す過程が見える。

この武器探しは、初見者にも説明しやすい見どころだ。攻略記事なら、強武器やおすすめ構成を表にすれば済むかもしれない。しかし、配信アーカイブで面白いのは、配信者が画面の中で迷うところだ。拾った武器がしっくりこない。敵との距離が合わない。味方が先に戦っている。作りに行くか、今の武器で我慢するか。そういう小さな選択が重なるため、同じAPEXでも回ごとに違う表情になる。

もう少し細かく見ると、今回の戦闘は「うまく当たった瞬間」と「全然当たらない瞬間」の差がはっきりしている。ロングボウが今日は調子いいと感じる場面がある一方で、近い敵を追った時には当たらない、弾がない、敵に逃げられたという反応も続く。ここを戦績だけで見るとばらついて見えるが、配信としてはそのばらつきこそ見やすい。うまくいった場面だけでなく、判断が遅れた場面も声に出るので、視聴者はゲーム中の焦りを一緒に追える。

参加者が強い時のバランスも面白い。味方や視聴者側が大きなダメージを出すと、大野クロコは素直に驚き、敵が溶けていくような感覚を言葉にする。ここで自分の見せ場を奪われたように扱わないのが、この枠の良さだ。参加型では、配信者本人のプレイだけでなく、入ってくれた人の強さや動きも場面を作る。今回のアーカイブでは、その強さを横から見て笑う時間が何度もあり、参加型ならではのにぎやかさになっている。

戦闘の熱が、コメント雑談で少しずつほどける

ゲーム画面とコメント欄を見ながら会話する男性キャラクターのイメージ
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この配信は、戦闘が激しくなるほどコメント雑談も増えていく。序盤から、視聴者が出したダメージ数やランクの話に反応し、1万2000ダメージという数字へ素直に驚く場面がある。プレデターは違う、魔法と呼んでいい、といった反応は、強い参加者や視聴者を前にした配信者の驚きとして見やすい。自分が主役として全部を倒すというより、参加してくれる人の強さも配信の話題にしている。

こうした数字の話は、ゲーム配信の記事では扱い方に注意したい。単に「強い」と書くだけだと、読者には何が起きたかが残りにくい。ここでは、強い人がいることで敵が溶けていく、味方が火力を出す、配信者本人はその強さに少し引き気味に笑う、という関係で見ると分かりやすい。参加型の面白さは、配信者だけでなく、参加者やコメント欄が場面を動かすところにもある。

コメントの話題は、ゲーム外にも広がる。ファンアート、絵の上手さ、女の子の髪型、吹奏楽部の楽器、面白Tシャツ、外行きの服、メルカリの話まで幅が広い。全部を記事で拾うと散らかるが、重要なのは、話題が完全に試合を止めるのではなく、戦闘の隙間へ滑り込むことだ。敵を探して静かになった時、回復しながら隠れている時、参加者の入れ替えを待つ時に、コメント欄の雑談が画面の余白を埋めていく。

配信後半には、仕事量が多くて休みを取らなければという話も出る。冒頭で仕事終わりの話から入ったことを考えると、この回全体には、遊びながらも生活の疲れが少し見える。もちろん、そこを重く扱う必要はない。むしろ、仕事終わりにAPEXを開き、参加者と撃ち合い、途中で服や食べ物や楽器の話へ寄り道することで、夜の配信としての輪郭が出ている。

ここで読者向けに整理しておきたいのは、長時間アーカイブの見方だ。今回の2時間50分を最初から最後まで追うと、戦闘、参加者交代、生活雑談が細かく混ざる。短く要点だけ知りたい人は、冒頭10分の仕事終わりと武器選び、10分台の自己蘇生からの立て直し、30分台の追うか引くかの判断、50分台以降の中距離武器探しを押さえると、この回のゲーム部分がつかみやすい。

一方、雑談の手触りを知りたい人は、試合の合間に出る食事、ファンアート、服、予定の話を追うとよい。特に、大野クロコはコメントを読みながら、自分の知らないことをそのまま知らないと言う。女の子の髪型が分からない、楽器名が分からない、メルカリを買ったことがない、というように、知らない話題へ変に背伸びしない。この素直さが、コメント側から追加説明を引き出している。

この章で拾える体験的具体例は、「静かな時間の使い方」だ。APEXでは、常に撃ち合いがあるわけではない。敵を探す時間、回復する時間、味方の復活を待つ時間、リング移動を考える時間がある。配信内では、その空白にコメント雑談が入り、ゲームの緊張を少しほどく。視聴者にとっても、ずっと戦闘だけを見続けるより、こうした寄り道がある方が長時間枠を見やすい。

ただし、話題は自由に広がるため、全員に向くアーカイブではない。ゲームの試合内容だけをテンポよく見たい人には、雑談の寄り道が長く感じられるかもしれない。反対に、大野クロコの普段の配信の距離感、コメントとの往復、参加型で誰かを呼びながら場を回す感じを見たい人には向いている。ワイルドカードの戦闘を軸にしつつ、配信者の生活感も見える回だ。

コメント欄との距離で面白いのは、視聴者の強さや活動にも素直に反応するところだ。1万2000ダメージという話題にははっきり驚き、強い人がいると敵が溶けていくという感覚を言葉にする。ファンアートの話では、みんな絵が上手いと何度も感心する。これは、配信者が一方的に話すというより、コメント欄の人たちが持ち込む話題を一つずつ受けていく配信だと分かる。

一方で、ゲーム画面はずっと止まっているわけではない。敵が上にいる、横を取った、シールドを割った、弾がない、ウルトが邪魔になった、といった短い反応が続く。雑談だけを文字で読むと、ゲーム部分が薄く見えるかもしれないが、実際には戦闘の声とコメントへの返事が重なっている。アーカイブを見る時は、字幕だけでなく、画面の忙しさも合わせて見る方が、この回の密度が伝わる。

配信後半で服や外出の話が出るのも、仕事終わりの冒頭とつながっている。面白Tシャツを持っている、外行きの服が最近ない、外へ出る機会が増えそうだから服を買わなければ、という話は、APEXの戦闘とは直接関係しない。ただ、長時間の参加型では、こうした生活の話があることで、同じ人がゲームをしながら日常も抱えていることが見える。キャラクターとしての設定だけでなく、配信者の生活リズムがにじむ部分だ。

この回を短くまとめるなら、ゲームの腕前より、会話の拾い方に注目したい。大野クロコは、コメントの全部をきれいに処理するタイプではない。分からないことは分からないまま返し、気になる話題には寄り道し、戦闘が始まると急にゲームへ戻る。この少し散らかった往復が、長時間アーカイブではむしろ自然に見える。整いすぎた進行ではなく、夜の参加型らしい生っぽさが残っている。

字幕で追う時に気をつけたいのは、ゲーム音声と自動字幕が重なって、細かな固有名詞が揺れやすいことだ。今回の記事でも、聞き取りが不安定な箇所を断定的な発言として扱わず、場面の流れとして確認できる部分だけを使った。たとえば、敵の位置を探す、シールドを割る、味方を待つ、参加者を呼ぶ、コメントの近況へ返す、といった行動は字幕と画面の流れから確認しやすい。反対に、単語だけが不自然に出ている箇所は、記事の根拠にはしない方が安全だ。

その前提で見ると、この配信の価値は地に足がついている。新機能を検証する攻略回でも、記念配信でもない。ただ、仕事終わりに開いた参加型が、どのようにコメント欄と混ざっていくかはよく分かる。視聴者が勉強や別配信、食べ物や絵の話を持ち込み、配信者が戦闘の合間にそれへ返す。この往復があるから、長いアーカイブでも単調になりにくい。

概要欄のルールまで含めて見る参加型配信

参加ルールを確認しながら仲間とゲームに向かう配信のイメージ
V-BUZZ独自作成のイメージ画像です。公式画像・配信画面ではありません。

この回を記事として整理する時、概要欄の参加ルールは外せない。そこには、参加表明の条件、勝ち負けや失敗にこだわらない姿勢、順番制、誹謗中傷や関係のない話題への対応、VCを基本なしにする方針が書かれている。アーカイブ本編だけを見ると、戦闘と雑談が流れていくように見えるが、概要欄を読むと、その裏に「コメントと話すための参加型」という考え方がある。

特にVCなしの方針は、この配信の雰囲気に合っている。ボイスチャットで参加者と話しながら進める配信なら、ゲーム内の連携が前に出やすい。今回の大野クロコの枠では、基本的にコメント欄との会話が中心にある。参加者はゲーム内で一緒に戦い、配信者はコメントで参加希望や近況を拾う。だから、試合中に視聴者の勉強や食事やファンアートの話へ返すことができる。

この方針は、エンジョイ勢なので失敗にこだわらないというルールともつながる。配信中には、弾が当たらない、武器が合わない、敵を逃した、深追いしそうになった、という小さな失敗が何度も出る。それでも、失敗を責める方向には行かない。参加者を呼び、次の試合へ進み、コメント欄へ返す。勝敗の鋭さより、続けて遊べる場を保つことを優先している。

この点は、過去の大野クロコのAPEX記事と比べても分かりやすい。以前のワイルドカード配信では、アクセルの高速移動や3丁持ちの手触りが中心に出ていた。今回の「見敵必戦」では、武器自由の参加型として、敵を見つけた時の勢いと、参加者を回す落ち着きが同時に見える。新しい機能を試す回というより、今のAPEX熱をそのまま参加型へ開いた回として読む方が近い。

記事としての読みどころは、勝った負けたの記録ではなく、配信者がどこで熱くなり、どこで一歩引いたかだ。敵を見つけて追いたくなる。けれど、味方の復活を待つ必要がある。中距離武器が欲しい。けれど、手持ちで何とかする場面もある。参加希望者がいる。けれど、今の試合が終わるまで順番を調整する必要がある。この小さな判断の積み重ねが、参加型ゲーム配信としての読み応えになっている。

初見者向けに見るポイントをまとめるなら、まず概要欄のルールを読んでから冒頭へ戻るのがよい。そうすると、配信中の「参加できる方がいたらよろしくお願いします」という声かけや、順番を確認するやり取りがただの雑談ではなく、枠を円滑に回すための動きとして見えてくる。次に、10分台の自己蘇生、30分台の追撃判断、50分台の武器探しを見ると、ゲームとしての流れがつかめる。

最後に残るのは、仕事終わりの人が、夜中に集まった視聴者とAPEXを回している感覚だ。大きな告知や派手な新情報がある回ではない。だが、雨に降られた近況から始まり、餃子やおやつの話を挟み、敵を見つけたら撃ち合い、味方を待ち、参加者を呼び、またコメントへ戻る。その往復が、このアーカイブの芯になっている。短く切り抜くより、ゲームと会話が同じ場所で続いているところを見たい回だった。

公開価値という点では、派手な発表や記念配信ではないぶん、記事化の軸を間違えると薄くなりやすい。今回拾うべきなのは、APEXワイルドカードの最新アーカイブとしての新着性と、参加型配信の現場感だ。概要欄のルール、本編冒頭の仕事終わりの近況、試合中の自己蘇生、参加者の呼び込み、武器の迷い、コメント雑談の広がりがそろっているため、単なる「APEXをやった」よりは整理する価値がある。

逆に、細かな戦績だけを期待する読者には少し向かない。字幕上でもゲーム音声や自動字幕の重なりが多く、すべての試合展開を正確に追うより、場面ごとの反応を拾う方が読みやすい。この記事でも、勝敗の詳細やダメージ数を細かく記録するより、配信者がどこで焦り、どこで笑い、どこで参加者へ声をかけたかを中心にした。そこが、このアーカイブを見返す時の入口になる。

次に同じ大野クロコのAPEX枠を追うなら、今回の「見敵必戦」がどれくらい続くのかも見たい。武器自由の参加型として、今後も同じようにワイルドカードを回すのか、別のゲームや雑談へ寄るのか、参加者の人数が増えた時に順番制がどう動くのか。今回の配信は、その流れを見るための一つの定点にもなる。過去のアクセル回やコラボ回と並べると、大野クロコのAPEX熱がしばらく続いていることも分かる。

記事の最後で回収するなら、この回は「戦うぞ」というタイトルの勢いと、「仕事終わりにみんなで遊ぶ」実際の温度が同居した配信だった。敵を見つけて撃ち合う時は前のめりだが、参加者の順番を見たり、コメントの近況を拾ったり、食事や服の話へ戻ったりする。熱い試合だけを切り出すより、その緩急ごと見た方が、大野クロコの参加型らしさが伝わるアーカイブだった。

なお、長時間枠として見る時は、全体を一気に消化しようとしなくてもよい。冒頭でルールと今日の調子を確認し、序盤の撃ち合いで参加型の熱をつかみ、後半は気になる雑談や武器選びを拾うだけでも、この回の輪郭は十分に見える。配信者本人も、勝敗だけで区切るのではなく、コメントを読み、参加者を待ち、また試合へ戻る形で進めていた。だから、アーカイブを見返す側も、戦闘の山と会話の寄り道を分けて見ると疲れにくい。派手な企画回ではないが、日常の延長で遊ぶ参加型としては、そのゆるさがむしろ大事な部分になっていた。

今回のような回は、切り抜き向きの一場面だけで評価すると少し伝わりにくい。敵を見つけた瞬間の反応、武器が合わない時のぼやき、参加者へ「遊んで」と声をかけるやり取り、仕事や食事の話に戻る間が重なって、ようやく配信の形が見える。大野クロコのAPEXを追うなら、戦闘の結果だけでなく、その前後にある短い会話も一緒に拾いたい。

そういう意味で、今回の新着価値は大きなニュースではなく、継続している参加型の現在地にある。前回までのAPEX熱が一過性ではなく、仕事終わりの深夜枠にも続いていること、参加者との順番制が無理なく回っていること、雑談の寄り道込みで枠が成立していることが確認できる。派手さは控えめでも、追っている読者には次の配信を見る手がかりになる。

次回のAPEX枠で、同じ武器選びや参加者交代がどう変わるかも見ておきたい。そこが、継続して見る時の手がかりになる。次の配信で参加型の回し方がどう変わるかも、この記事から続けて確認できるポイントになる。