M3の案内を先に置き、木曜夜の歌へ入っていく
冒頭4分台、鈴葉ユミは4月26日のM3参加と新作の案内を先に出し、この日は本当ならシルキーミント縛りでやりたかったが練習時間が足りなかったと話した。2026年4月24日午前に公開された『【 歌枠 / karaoke 】木曜日お疲れ様~~☕』は、その前置きどおり、M3直前の告知と木曜夜の歌枠が一つにつながった1時間41分になっている。
配信冒頭2分台では、スケジュールには載せていたのにXでの告知を忘れていたと笑いながら始まり、肩を慣らすような雑談から歌へ入っていく。概要欄には昭和歌謡の再生リストに加えてアルバム特設サイトやXFD動画も並んでおり、この回はアーカイブを見返すだけで直近の制作の流れまでつかめる。
セトリ
- 06:42ごろ 椎名林檎「歌舞伎町の女王」
- 12:09ごろ 工藤静香「Blue Velvet」
- 25:10ごろ 安全地帯「恋の予感」
- 33:25ごろ Faye Wong「Eyes On Me」
- 52:13ごろ Wink「愛が止まらない -Turn It Into Love-」
- 58:35ごろ FictionJunction YUUKA「花守の丘」
- 72:56ごろ Sound Horizon「エルの天秤」
- 82:29ごろ シルキーミント「ソラシルベ」
- 93:50ごろ AKINO「創聖のアクエリオン」
昭和歌謡からゲーム談義へ、曲後の寄り道が長く残る
序盤は椎名林檎「歌舞伎町の女王」から工藤静香「Blue Velvet」へ進み、16分台には「Blue Velvet」をカラオケでも最初の方に歌う発声練習の曲だと説明する。24分台では「2曲続けてちょっと激しめだったんで」と言って安全地帯「恋の予感」へ切り替え、選曲をその場で組み替えていく手つきも見えた。
この枠が長く残るのは、歌い終わったあとの寄り道が配信の芯になっていくからだ。17分台にはロックマンのBGM談義へそれて、39分台に「Eyes On Me」を歌ったあとは『FINAL FANTASY VIII』の話が45分台まで続く。50分台に入るとゴールデンウィークに『ペルソナ3 リロード』をやりたいとも話しており、昭和歌謡からゲーム楽曲、そこからゲームそのものの思い出へ移る運びに、鈴葉ユミの趣味のつながり方がよく出ていた。
自作オケの実務とシルキーミント新作の輪郭が見える
58分台の「花守の丘」後には、このカラオケを3年前に耳コピで作ったことや、BPMを控えておくと歌ってみた制作で助かることまで話が及ぶ。60分台には「ないなら作ればいい」と言い、曲だけでなく衣装やアクセサリーも作ってきたと続けていた。歌の感想より先に制作の段取りが出てくるあたりに、シンガーソングライター兼作編曲家としての地力がある。
終盤79分台では、シルキーミントの新作『Daybreak』について、今回は収録曲を練習できなかったものの「今までになかったようなジャンル」も入ると説明し、その流れで「ソラシルベ」を披露した。歌い終えた88分台には、自身は作詞と編曲を担当し、編曲は二人でやることも多いと役割分担まで明かしている。93分台にM3新作をもう一度案内してから「創聖のアクエリオン」で締めたことで、この配信の先で追うべきものもはっきりした。今回は新曲そのものの披露より紹介が中心だが、その分だけ『Daybreak』が今のシルキーミント曲とどう並ぶのかを確かめたくなる。
