新シーズン初日の『Apex Legends』は、攻略情報をきれいに整理してから始まるものとは限らない。橘ひなの、ボドカ、赤見かるびの「【 Apex Legends 】気合いAPEX w/vdk,かるび❕」は、ランク確認、新キャラ確認、初動戦闘、蘇生仕様への驚き、終盤のチャンピオンまでが、ほとんど同じ会話の流れの中で進んでいく配信だった。

アーカイブの自動字幕で追うと、冒頭2分台には3人のランクがゴールド、シルバー、ブロンズに分かれていることを笑いながら確認している。3分台にはコンジット、マッドマギー、バンガロール、弱体化したオルターの話が出て、4分台には新キャラのアクセルが強そうだという話へ移る。説明だけを聞けば環境確認の時間だが、実際の配信ではその横で敵の位置、降下先、屋上、スキルの出し方が一気に飛び込んでくる。

この記事では、公式YouTubeアーカイブの流れをもとに、新シーズン初日の3人がどこで仕様を理解し、どこで笑い、どこで勝ち筋へ寄せていったのかを整理する。特に軸になるのは、アクセルの移動とウルト、デスボックスからの蘇生、終盤2試合の立て直しだ。ゲーム内の細かいメタを断定するより、3人の声がどう変わっていったかを見た方が、この回はつかみやすい。

配信タイトルにある「気合い」は、ずっと張り詰めた集中というより、分からない新環境へ一緒に飛び込むための合図に近かった。強いキャラを聞きながらもすぐ戦闘へ入り、初めて見るスキルに驚き、倒れても戻せる場所を探す。新シーズン初日の情報量に押されながら、声だけは途切れない。その騒がしさが、今回のAPEXを単なるランク消化ではなく、3人で環境を触っていく記録にしていた。

ゴールド・シルバー・ブロンズから始まる新シーズン初日の手探り

新シーズン初日のランク確認をする配信者トリオ風オリジナルキャラクターのイメージ
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冒頭の面白さは、まず「全員違うランク」という小さな確認から始まるところにある。2分台にはゴールド、シルバー、ブロンズという並びが出て、3人がそこを「カラフル」に受け止める。APEXのランク配信は、目標や到達ラインを強く置くと一気に緊張感が上がるが、この回は最初から少し軽い。気合いAPEXというタイトルなのに、入口はランク差の笑いと新シーズンの戸惑いだった。

その軽さがあるから、次のキャラ確認も固い攻略講座にならない。3分台にボドカがコンジットを使うと言い、橘ひなのが「今強いキャラ」を聞く流れになる。そこで名前が出るのはコンジット、マギー、バンガロールあたりで、オルターは少し弱くなったという話も挟まる。視聴者に向けて表を作るような説明ではなく、次に誰を選ぶか、いま何が強そうかを試合前の会話でざっと合わせていく形だ。

ここで重要なのは、情報が完全に整う前に試合が始まっていることだ。4分台にはアクセルが強いという話になり、動画を見た方がいい、勉強しようという言葉も出る。ただ、そこで一度止まって研究するわけではない。5分台にはもう「近く来てる」「屋上」といった短い報告が重なり、スキルを確認しながら初動の戦闘へ入る。新シーズン初日の配信らしく、理解と実戦が同時進行で進んでいた。

橘ひなのの反応も、ここでは説明役だけに寄らない。分からないものは分からないまま聞き、気になったキャラには素直に反応しつつ、敵が来ればすぐ戦闘の声に切り替える。ボドカは環境キャラの名前を出しながら、実戦での強さや嫌らしさを短く返す。赤見かるびは、聞いたことをその場で試す側に近く、後半でアクセルを触る流れへの前振りにもなっている。

この導入は、APEXを細かく追っていない読者にもありがたい。最初から専門用語だけで詰めるのではなく、3人が何を知らず、何をすぐ気にしたのかが会話から分かる。新キャラの細かい数値やパッチノートを読まなくても、アクセルは移動が派手で、コンジットはまだ強く、オルターは前より弱めに見られているらしい、という入口はつかめる。

また、この時点では誰かが完全な正解を持っているわけではない。ボドカは経験から強そうなキャラを挙げるが、実際にどう刺さるかは試合で見ていくしかない。橘ひなのはそこへ質問を入れ、赤見かるびは聞いた情報を受け取りながら次の行動へ移る。情報の受け渡しが短いので、アーカイブを途中から開いても、いま何を確認しているのかは把握しやすい。新シーズンの「まず触る」段階を、3人の会話がそのまま記事の入口にしてくれている。

一方で、ランク配信としては最初から十分に忙しい。10分台には残り10部隊、14分台には6部隊という確認が入り、初動から中盤までの部隊数の減りも早い。新シーズンの新要素を試しながら、いつものランク判断も求められる。だからこそ、3人の会話は説明、驚き、報告、軽口が混ざる。記事としては、ここを単なる「新キャラ確認」とまとめるだけでは少し足りない。

新シーズン初日の配信は、強いキャラを答えるだけなら短く済む。けれど、この回で残るのは、答えが出る前のざわつきだ。どれが強いのか、どのスキルが何なのか、どこへ飛んでいるのか。そうした分からなさを3人が声に出すので、見ている側も一緒に環境へ入っていける。ランク差の笑いから始まったことが、結果的に長いアーカイブの敷居を下げていた。

アクセル検証は説明より先に戦闘へ流れ込む

アクセル風の高速移動をかわいいゲーム配信サムネ風に表現したオリジナルキャラクターのイメージ
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アクセルの話がはっきり動き出すのは6分台だ。ウルトはドローンを敵へ投げつけ、当たると相手が浮いてダメージを受ける、という説明が読み上げられる。ボドカはそれを別ゲームの技に例えながら、ざっくりしたイメージを共有する。ここでも、厳密な能力説明より「触ったらどうなるのか」を早く知りたい感じが強い。

7分台には、しゃがみっぱなしで移動した時の飛び方に驚く場面が入る。しゃがみっぱなしでジャンプすると想像以上に伸びる、アクセルだけの挙動かもしれない、という会話が続き、移動キャラとしての印象が一気に固まっていく。ここは新キャラ紹介として分かりやすい山場だが、配信内では検証場面として長く止まるわけではない。確認した直後に戦闘と移動が重なり、驚きがそのまま試合の声になる。

9分台には、敵のアクセルのウルトらしきドローンが飛んでくる。自分たちが読んだばかりの能力を、相手側からも受ける形だ。新シーズン初日の配信で面白いのは、理解した情報がすぐ敵から返ってくるところにある。説明で聞いた「ドローン」「ジャンプ」「飛んでいく」が、数分後には実戦の危険として出てくる。

12分台から13分台にかけては、アンチ移動と坂道の話が重なる。グレネード、後ろから飛んでくる可能性、坂道の危なさが連続し、アクセルの移動性能がただ楽しいだけではなく、追われる側にとって嫌な要素として見えてくる。15分台にも、アクセルで逃げる相手の速さに驚く声があり、序盤の印象は「よく分からないけど速い」「追うにも逃げるにも面倒」という方向へ寄っていった。

23分台には、アクセルとオクタンのような突っ込みが重なるとごちゃつく、コンジットも強い、という話になる。ここで初めて、アクセル単体だけでなく、ほかのキャラとの組み合わせが会話に入る。ジブラルタルのドームで耐える話も出るが、24分台にはアクセルのウルトがドームをすり抜けるらしいという情報も加わる。対策を考えても、また新しい例外が出てくる。新シーズン初日の「分かったと思ったら分からなくなる」感じがよく出ていた。

35分台には、赤見かるびがアクセルを使う流れになり、ウルトは敵がいたらとりあえず投げればいい、ドローンが飛んで当たると浮く、という説明が改めて入る。ここは、前半で自分たちが驚いた要素を、今度は味方に渡す場面だ。ボドカの説明は細かいマニュアルではなく、実戦で最低限使える形に絞られている。赤見かるびが「何それ」と返すことで、初見者に近い視点も残る。

この説明の粗さは、悪い意味ではない。新キャラを初日に触る時、完璧な用語よりも「何を押せば戦闘で役に立つか」の方が先に必要になる。ウルトを抱えたまま終わるより、敵がいる場面で投げて反応を見る。移動スキルも、細かい理論よりまず飛んでみる。3人はその順番で覚えていくため、視聴者にもアクセルの派手さと扱いづらさが伝わりやすい。

50分台には、ダブルジャンプの話も出る。滑りながら使うと面白そう、オクタンのスキルと同じように感じる、という反応があり、アクセルの移動性能は序盤だけでなく中盤でも会話に残り続けていた。新キャラの強さを語る時、数値や勝率だけでは伝わりにくい部分がある。配信では、移動した瞬間の声、敵が飛んできた時の嫌さ、味方に使わせる時の説明で、性能の輪郭が少しずつ見えていた。

1時間4分台から5分台には、漁夫がやばそう、アクセルが環境を壊している、いずれ弱体化されるかもしれない、という雑談も入る。ここは断定的なメタ解説ではなく、遊びながらの感想に近い。新キャラは出た直後に強く見えることが多い、という前提も会話に出るので、配信全体としては「アクセル最強」と結論づけるより、「今夜はとにかくアクセルが画面をかき回している」と見る方が合っている。

その意味で、この章の中心はアクセルの説明ではなく、アクセルによって会話と試合がどれだけ揺れたかだ。飛び方に驚き、敵のウルトに困り、味方に使い方を渡し、強すぎるかもしれないと笑う。ひとつの新キャラが、配信の序盤から終盤まで何度も話題へ戻ってくる。記事を読む側も、細かい仕様をすべて覚えるより、まずそこを押さえるとアーカイブを見やすくなる。

デスボ蘇生と混戦判断で3人の役割が見える

混戦の中で蘇生ビーコンと物資を確認するかわいい配信者チーム風オリジナルキャラクターのイメージ
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17分台には、この回のもうひとつの軸になるデスボックスからの蘇生の話が出る。橘ひなのがデスボックスで蘇生できることに反応し、ボドカが仕様を補足する。APEXを追っている人には分かる変化でも、配信内では「現代化しすぎ」という驚きに近い受け止め方になっていた。アクセルの移動と同じく、仕様を知識として説明するより、実際に見て声が出る形で入ってくる。

この蘇生仕様は、序盤の雑談で終わらない。26分台から28分台には、赤見かるびを蘇生しに行く話や、敵も起こしているという確認が続く。デスボックス蘇生によって、倒された後の選択肢が増える一方で、敵にも同じことをされる。起こせそう、起こし終わった、敵が詰めてきている、といった短い言葉が続くので、戦闘の勝ち負けだけでなく「どこで人数を戻すか」が配信の焦点になる。

31分台には、ボックス蘇生がやばいという反応もある。ここまで来ると、序盤で驚いた仕様が、試合の密度を上げる要因として認識されている。倒したはずの相手が戻るかもしれない。味方も戻せるかもしれない。デスボックスとビーコン周りの判断が増えることで、戦闘後の一息が短くなり、次の報告がすぐ必要になる。

このあたりで見えてくるのが、3人の役割の違いだ。橘ひなのは敵の位置や危険な場所を拾いながら、必要な場面では蘇生や移動の声にも反応する。ボドカはキャラ性能、人数、起こすかどうか、家を取るかどうかを短く判断する。赤見かるびは分からないことを率直に聞きつつ、使うキャラや移動先を合わせていく。誰か一人が全部を仕切るというより、それぞれの声が重なって試合が前へ進む。

48分台から51分台にかけては、バッテリーの受け渡し、アンチ確認、ダブルジャンプの話が同時に入る。アイテム、移動、キャラ性能、敵の接近が同じ時間帯に混ざるため、見ている側は忙しい。ただ、その忙しさがこの回の良さでもある。戦闘がない時間にも、次の接敵に向けた小さな準備が続いている。

54分台には、コンジットとライフラインの組み合わせが強そうだという話も出る。ここは環境の話題としても読めるが、実際には蘇生と回復がどれだけ重くなっているかを示す会話でもある。デスボックス蘇生がある環境で、立て直しや回復の価値がどう見えるのか。3人は結論を出すというより、試合の合間に次の可能性を口に出していく。

1時間15分台から17分台にも、ひなのに蘇生してもらおう、起こすか、こっち側で起こす、という判断が続く。単発の仕様説明ではなく、何度も試合内で必要になるから、配信の中で自然に重要度が上がっていく。2時間を超えた後にも同じ構図が戻ってくるので、序盤の発見が後半の勝ち筋につながる構成になっていた。

2時間14分台から17分台には、アンチが痛い中で起こすかどうか、デスボ蘇生に頼るかどうかの判断が出る。ここではもう「何それ」という驚きではなく、「もうデスボ蘇生やな」という選択肢として扱われている。これは配信の中で理解が進んだことを示す分かりやすい場面だ。最初は新仕様として笑っていたものが、終盤では立て直しの現実的な手段になる。

この変化があるため、記事としても蘇生仕様は序盤の小ネタで済ませにくい。アクセルが画面を派手に動かすなら、デスボ蘇生は試合の終わり方を変える要素として残る。倒した、倒された、終わった、ではなく、まだ戻せるかもしれない、敵も戻るかもしれない。配信後半の粘りは、その緊張感の上に乗っていた。

3人の会話を聞いていると、強いプレイだけを抜き出すより、迷いながら戻す場面の方がこの回をよく表している。新シーズン初日で分からないことが多いからこそ、分からないままでも声を出し、物資を渡し、起こせる場所を探す。その積み重ねが、終盤のチャンピオンにつながっていく。

中盤の寄り道が長時間ランク配信の疲れを逃がす

ゲーム配信の合間に雑談しながら物資整理をする明るいオリジナルキャラクターのイメージ
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約2時間47分のAPEX配信を最後まで見る時、ずっと戦闘の緊張だけが続くと疲れやすい。この回は、ランクを回しながらも雑談の寄り道が多く、そこが長さを支えていた。57分台以降には、ゲーム内の話から家の匂いやフローリングの話へ流れる場面がある。戦闘直後の興奮を少し逃がし、次の試合へ向かう間を会話でつないでいる。

この寄り道は、ゲーム配信の記事では削りたくなる部分でもある。アクセル、蘇生、チャンピオンだけに絞れば筋は分かりやすい。ただ、橘ひなのの配信として見るなら、試合の合間に生活の話や将来の家の話が入ることも大事だ。1時間49分台にはボドカの話から家を建てたいという話へ広がり、5億の家のような冗談まで混ざる。ランクの途中でこういう会話へ行けるのが、コラボの柔らかさになっている。

もちろん、雑談で戦闘感が消えるわけではない。1時間45分台には、自分たちがゴールド、シルバー、ブロンズで、周りはダイヤやマスターのような人たちではないか、という話が出る。ランク差の笑いは冒頭だけでなく、中盤にも戻ってくる。強い相手に囲まれている感覚を、重くしすぎずに言葉にできるのがこの3人の会話だ。

1時間36分台から40分台には、坂道や家、屋上、アンチ、敵の蘇生が重なり、何が起きているか分からないという声も出る。ここは雑談とは反対に、情報量が一気に増える場面だ。敵が別部隊なのか、家の中なのか、屋上なのか。分からないままでも、声を出して位置を合わせるしかない。視聴者にとっても、きれいな攻略動画ではなく、実際のランク配信らしい混み方がある。

その直後に、また生活の話へ戻れるのが面白い。試合中は敵位置とアンチで声が詰まり、待機や移動の間には家、匂い、メンバーに伝わった噂のような話題へ行く。切り替えが急でも、3人の声の温度が近いので不自然には聞こえない。APEXをしながら雑談する、というより、APEXの出来事に合わせて雑談の濃さが伸び縮みしている。

中盤では、赤見かるびの反応も配信のリズムを作っている。アクセルの使い方を聞く、移動で驚く、起こされるかどうかの場面で名前が出る。APEXに慣れた視点だけでなく、分からないことをそのまま声に出す人がいるため、配信全体が閉じた上級者会話になりすぎない。初見者にとっては、そこが入口になる。

橘ひなのの記事として見ると、この「閉じすぎない」感じは大きい。新シーズンのAPEXは、用語も仕様も変化も多く、分かる人だけが盛り上がる配信になりやすい。けれど、分からないところを赤見かるびが聞き、ボドカが短く返し、橘ひなのが戦闘の報告へ戻すので、会話の階段が残る。すべてを説明し直す親切さではないが、置いていかれたままにはしない。その塩梅が、長いコラボを見やすくしていた。

ボドカは、戦闘の判断と雑談の振り幅を両方持っている。キャラ性能の話では短く強弱を言い、戦闘では起こす位置や家の取り方を返し、雑談では冗談を膨らませる。橘ひなのはそこに反応しつつ、自分の視点で危ない場所や物資を拾う。3人の役割は固定された司令塔と従う人たちではなく、場面ごとに前に出る声が入れ替わる。

この中盤を入れておくと、終盤の2連チャンピオンがただの結果ではなくなる。ずっと勝ちに向けて無言で集中していたわけではない。途中でアクセルに振り回され、蘇生仕様を覚え、家の話で笑い、ランク差を冗談にし、それでも試合が詰まれば声が戦闘へ戻る。その緩急があるから、最後の勝利が長い配信の回収として気持ちよく見える。

記事としては、中盤の寄り道を全部時系列で書く必要はない。ただ、アーカイブを見る人には「戦闘だけを追う回ではない」と伝えておきたい。新シーズンの情報を拾う目的で開くと、途中の雑談は遠回りに見えるかもしれない。けれど、3人の関係性や配信の見やすさは、むしろその遠回りに出ている。

終盤まで見た時に、前半の新キャラ確認と中盤の雑談は別々のものではないと分かる。どちらも、分からないことを声に出しながら進む配信の一部だ。ゲームの仕様でも、家の話でも、相手の言葉にすぐ反応して会話が転がる。その速度が、2時間47分の長さを単調にしなかった。

2時間23分の初チャンピオンから終盤の2連勝へ

終盤のチャンピオン獲得で喜ぶ配信者トリオ風オリジナルキャラクターのイメージ
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2時間を過ぎると、配信は勝ち切れるかどうかに焦点が寄っていく。2時間1分台には、今日チャンピオンを取っていなかったかもしれない、という確認が入り、まだ結果がほしい状態であることが分かる。ここまで長く試合を重ね、アクセルや蘇生仕様にも慣れてきたからこそ、そろそろ形にしたい時間帯だ。

2時間12分台から17分台には、起こしに行く、ウルトがあるか確認する、アンチが痛い、デスボ蘇生に頼る、といった判断が詰まる。序盤なら驚いていた要素が、ここでは普通に試合をつなぐための手段になっている。アンチ際で誰を起こすか、どこで待つか、敵がまだいるか。声の量は多いが、目的ははっきりしている。人数を戻して、次の接敵に間に合わせることだ。

2時間19分台には、強い家を取りに行く話が出る。20分台には敵が起こしているかもしれないという確認、21分台にはセルがないという物資の報告、22分台にはウルトのパーセンテージや最後の部隊への意識が続く。ここは、配信を見ている側も自然と前のめりになる。派手な撃ち合いだけでなく、家、物資、蘇生、ウルトの残りが全部終盤の勝ち負けに関わっている。

2時間23分台、ついにチャンピオンを取る。直後には、今日チャンピオンを取れないかと思ったという振り返りが出る。ここで一度配信が満足して終わってもおかしくないが、この回はもう一試合ぶんの山が残っている。最初のチャンピオンは、長い手探りの末にようやく結果が出た瞬間であり、同時に次の試合へ向かう勢いにもなっていた。

次の試合では、2時間30分台からまた飛んでいる敵や近くの敵の声が入り、2時間33分台には残り7部隊という確認が出る。部隊の減りが早いことにも触れていて、終盤へ向かう速度が前の試合以上に速い。ここでアクセルの影響がまた話題になるのも、この回らしい。新キャラの移動性能が、試合全体のスピード感にも結びついているように見えていた。

2時間35分台には、起こせる位置を探す声と、赤見かるびを励ます声が重なる。2時間36分台にはセルが足りない、デスボックスにある、セルを持っていく、バッテリーを渡す、という物資確認が続く。終盤の勝利は、強い撃ち合いだけでなく、こうした細かい受け渡しで支えられている。アイテム名が短く飛び交う時間は、派手ではないがチーム戦らしい。

2時間37分台から38分台には、どの家に入るかを迷う場面がある。いまの家は襲われそう、奥の家へ行った方がよい、木のそばの家に入る、といった判断が続く。APEXの終盤は、位置取りの一歩で展開が変わる。配信内ではそこを長く解説しないが、声を追うだけでも、3人が「撃つ」前に「どこへいるか」を細かく気にしていることが分かる。

2時間40分台には3部隊になる。2時間41分台にはウルトを出す声が入り、42分台には赤見かるびが下がってきたら起こす、飛んでこい、という呼びかけが続く。ここでも、アクセルで飛ぶことと蘇生判断が同じ終盤に絡んでいる。序盤で別々に驚いていた新要素が、最後の詰めでは同じ会話の中にある。

2時間43分台、2連チャンピオンという言葉が出る。長い配信の終盤で、最初のチャンピオンに続けてもう一度勝ち切る形になった。直後の反応は大げさな演出ではなく、実力を証明したと笑い合うような軽さがある。序盤のゴールド、シルバー、ブロンズの並びを思い出すと、この締め方は気持ちがいい。最初に笑っていたランク差が、最後にはチームとして結果を出す流れへ変わっている。

2時間44分台には、翌日も同じくらいの時間に配信がありそうだという話が出る。2時間45分台には、週末のぶいすぽっ!企画にも触れている。勝って終わるだけでなく、次の予定まで口にして締めるので、アーカイブを見終えた人がそのまま次の配信を探しやすい。記事末尾の参考リンクでは、公式チャンネルや公式Xも確認できるようにしておきたい。

次の予定の話がさらっと入るのも、配信後半の温度に合っていた。2連チャンピオンで強く締めた直後に、明日も頑張ろう、土日の企画もある、という確認へ移る。大きな告知枠のように構えず、遊び終えた3人が次の集合場所を確認するような言い方だった。読者にとっては、今回のアーカイブだけでなく、同じ時期の橘ひなのの配信予定を追う手がかりになる。

この終盤が効いているのは、前半で覚えた要素がちゃんと戻ってくるからだ。アクセルの移動、デスボ蘇生、セルとバッテリーの受け渡し、家取り、アンチ際の判断。どれか一つだけで勝ったのではなく、2時間以上の間に何度も話題になったものが、最後にまとまって結果へ向かう。新シーズン初日の配信として、これは見終えた後に残りやすい構成だった。

特に2戦目の終盤は、配信全体の学習が短い言葉に圧縮されている。飛んでくる敵を見てアクセルを意識し、セルがないと言えばデスボックスから拾う案が出て、家が弱いと感じればすぐ次の位置を探す。序盤ならひとつずつ驚いていたことを、終盤では判断材料として扱っている。長時間配信の終わりに勝てた理由を、ただ運が良かったとは書きにくい。声の積み重ねが、最後の数分で効いていた。

この勝ち方は、見る側にも後味がよい。新シーズン初日の配信は、分からないまま終わることも珍しくない。新キャラが強い、蘇生が変わった、部隊の減りが早い、という印象だけで終わると、情報は多くても少し散らかったまま残る。今回は、その散らかった要素が最後の2試合で整理される。勝ったからすべて分かった、という話ではないが、少なくともこの夜の3人は、手探りのまま結果まで持っていった。

新環境を短く知りたい人には、約2時間47分のアーカイブは少し長い。それでも、この回は長さの中に段階がある。冒頭でランク差を笑い、序盤でアクセルに驚き、前半でデスボ蘇生を理解し、中盤で雑談を挟み、終盤で2連チャンピオンへ届く。どこか一場面だけを切り出すより、その理解の進み方ごと見ると、橘ひなの、ボドカ、赤見かるびのコラボとしての楽しさが伝わる。

アーカイブを見るなら、まず2分台から7分台のランク確認とアクセル検証で入口をつかむとよい。次に17分台から31分台のデスボ蘇生まわりを見ておくと、後半の立て直しが分かりやすくなる。時間があるなら、2時間14分台から23分台の最初のチャンピオン、2時間33分台から43分台の2連勝まで続けて見ると、この回の締まり方がいちばん伝わる。

途中だけ見る場合でも、勝った場面だけを切り抜くより、序盤の戸惑いを少し見てから終盤へ行く方が面白い。どの声が何を担当していたのか、どの仕様が後で効いてくるのかが分かり、最後の「2連チャンピオン」がただの結果以上に見えてくる。

最初は分からないまま始まった新シーズン初日のAPEXが、最後には「分からないけど勝てた」ではなく「分かってきたものを使って勝った」回へ変わっていく。そこに、この配信の気持ちよさがあった。