勝てるか分からないまま踏み込んで、最後は「お墓参り」に託す。ゆちおニキの『ポケモン バイオレット』犬縛り9は、配信タイトルの「絶対勝てないの分かってるけど挑む犬」に近い不安を抱えたまま、ポケモンリーグの面接、四天王、トップチャンピオン戦まで進んだ。2026年4月26日の公式YouTubeアーカイブは2時間39分07秒。前回のペパー戦突破から、終盤ルートが一気に動いた。
概要欄では「ルール変更案はお控えください」と案内されている。だからこそ、この回で効いていたのは、縛りを広げる話ではなく、所持金、道具、交換、コメント欄の知識を使って、決めた範囲の中で勝ち筋を伸ばす過程だった。
面接のつまずきから資金不足へ
配信の13分台からポケモンリーグの面接に入り、15分台には回答を外して一度不合格になる。21分台には「これさっき聞かれたよ」と戸惑い、続けて「圧迫面接受けてます」と笑いに変えていた。バトル前からシステム側で足を取られる入り方が、重いリーグ挑戦を少しくだけたものにしている。
ただ、ゆるむのはそこまでだった。チリ戦に入ると、30分台には毒に対して「毒はマジで卑怯」と反応し、34分台には連戦だと気づいて「チャンピオンまで回復剤足りるかな」と不安を口にする。36分台で瀕死回復の道具がないと分かり、40分台には元気のかけらを買う所持金も足りない。ここで配信の軸は、リーグを押し切る戦いから、まず準備を立て直す戦いへ切り替わった。
交換で手持ちと資金を立て直す
43分台からは視聴者との通信交換に入り、45分台にウインディ、47分台にゾロア、51分台にイーブイがボックスへ加わる。47分台の「ボックスがワンワンにまみれていく。幸せ」という反応は、犬縛りの楽しさがバトル外にも出た場面だった。次のDLCで使う候補の話もあり、交換が単なる寄り道ではなく、企画の先の手持ち整理にもつながっている。
同時に、交換後は資金面の立て直しにも進む。54分台には売却で「お金が潤沢になった」とこぼし、56分台には回復アイテムを買える状態まで戻した。苦戦を受けてルールを変えるのではなく、視聴者とのやり取りや所持品の整理まで含めて突破口を探す。この粘り方が、ゆちおニキの犬縛りらしいところだ。
四天王からトップ戦へ、お墓参りで届く
再挑戦後の四天王戦は、残りの手持ちをどう次へ残すかがずっと重い。1時間25分台のポピー戦ではフレアドライブで鋼タイプを押しに行くが、ジバコイルで崩れかけ、1時間32分台に「あぶねえ」とこぼす勝ち方になる。アオキ戦では、1時間35分台にジムとは別タイプを使う説明へ反応し、飛行相手にステルスロックや削りを重ねる流れへ移った。1時間43分台のカラミンゴ戦では「もう墓参りをお見舞いすれば勝てるんじゃないか」と見切り、1時間45分台には「信じれるものは上山土地のお墓参り」と勝ち筋を言葉にしていた。
ハッサク戦でも、ドラゴン相手に残った手持ちへ託す形は変わらない。1時間55分台にセグレイブを落として四天王を抜けた直後、「四天王勝ったら終わりじゃないの?」とトップ戦を思い出す流れまで含めて、余裕のある突破ではなかった。1時間59分台からのトップチャンピオン戦では、リフレクターや想定外の技で「俺の作戦が全然通用しない」と崩れ、ドドゲザン、ミガルーサ、キラフロルまで手持ちを削られながら進む。
それでも2時間11分台、キラフロルを落として勝利。2時間12分台には「お墓参りしか勝たん」「チャンピオンの資格ゲット」と安堵が続いた。配信終盤の2時間35分台では、次にネモへ行くか、カシオペアへ行くかという話も出ている。リーグ突破で区切りはついたが、犬縛りの終盤はまだ残っており、次回はどのルートを先に片づけるかが焦点になる。
