儒烏風亭らでんの『OMSI 2』配信は、沼津観光の案内を目指すほど、バスの操作に引き戻される回になった。扱ったのは、静岡県沼津市の街並みを再現したDLC「OMSI 2 Add-on Project Numazu」。動画メタデータでは2026年4月26日公開、配信時間は1時間23分30秒で、概要欄にもPR配信と明記されている。
概要欄ではSteamストア、Aerosoft製品ページ、開発元Aurora Studioが案内され、DLC単体ではなく『OMSI 2』本体が必要だとも配信内7分台で説明された。Steamストアでは左側通行に対応した日本マップ&バスアドオンとして、沼津港や商業地区、住宅地を走れる内容が紹介されている。商品紹介とゲーム配信が同時に進むぶん、らでんが案内役から運転手へ切り替わる瞬間がこの回の軸になっていた。
沼津駅から始まるバス観光
配信の2分台では、21時3分を回ったところだと挨拶し、案件配信と告げてから画面の沼津駅と富士山へ反応する。3分台には、沼津駅周辺や深海水族館に行った記憶を重ね、自販機の位置まで覚えていると話していた。地名を読むだけでなく、見覚えのある街として語り始めるので、最初から観光案内の色が強い。
4分台には、港、魚市場、工場地帯などが日本の街並みとして作り込まれていると説明し、「バスガイドではなく運転手」と言い直す。7分台でPV後に追加コンテンツであることを確認し、8分台にはN12とN13の観光ルートを走ると決める。ここまでは商品説明として整っているが、ハンドルを握る前から、案内したい情報量の多さがうかがえる。
運転席で崩れる案内役
10分台に運転席へ入ると、ボタンやレバーが並ぶ画面を前に、左側通行と一時停止を確認する。道路沿いの看板、路地、これから向かう魚市場の再現度に触れつつ、キー、主電源、エンジンの手順を一つずつ探っていく。観光ガイドとして話したい場所は多いが、まずはバスを発進させるところから手探りになる。
15分台には、ギアやブレーキを探す途中でバスが動き出し、歩道へ乗り上げる。止め方を調べながら進む場面は、PR配信の整った説明から初見プレイの試行錯誤へ切り替わる箇所だった。19分台に危ない場面のあと「交通安全を守っていきましょう」と案内口調へ戻すところが、らでんらしい立て直し方だ。
31分台に「バスガイド兼運転手」として再出発すると、操作の復習、ルート設定、行き先表示の確認へ話題が移る。38分台には段取りの悪さを自分で笑いながらPR配信だと戻し、39分台には沼津港深海水族館へ向かう案内を入れた。案内と運転を同時にこなそうとするため、街の説明が増えるほど操作が危うくなる。
沼津港へたどり着くまで
47分台には沼津深海水族館へ向かうと言い、土地勘があるからナビはいらないと話す。直後の48分台ではラグと接触で「事故数秒前」のような画になり、いったんPVへ逃がす判断になる。54分台には行き先表示を触り直し、予定ルートから外れることも人生だと観光案内ふうに包む。失敗を説明の素材へ変えるのは、美術や作品解説に強いらでんの持ち味と噛み合っていた。
後半の75分台では、動かないバスを新しい観光名所、さらに自作の現代アートのように語る。単に止まったという処理ではなく、止まることにも意味を持たせる小芝居へつなげるので、操作ミスの時間が間延びしない。79分台には自分の運転かどうかを笑いにしつつ沼津側へ戻り、沼津港大型展望水門びゅうお、深海プリン、深海水族館の方向へ触れて観光案内の形を取り戻した。
81分台の締めでは、Steamストアページの確認、ウィッシュリスト登録、購入案内に加え、『OMSI 2』本体が必要な点を再度伝えている。配信としては、街を紹介したいらでんと、思うように動かないバスのせめぎ合いが中心だった。次に追うなら、本人も触れていたリベンジで、N12/N13の観光ルートをどこまで落ち着いて走れるかを見たい。
