「準優勝を狙う」と笑っていたはずが、終わってみれば優勝者として呼ばれている。葛葉が2026年4月25日夜に配信した「【#にじさんじスマブラ杯】我王牙炎 ジョルケル せぷひろし【今回優勝するファイターは】」は、にじさんじスマブラ杯DAY1のアイテムなし本戦を、ガオガエンで勝ち抜く1時間10分ほどのアーカイブだ。
葛葉の配信概要欄では「#くずなま」と公式Xへの導線が案内されている。緑仙によるトーナメント抽選会の概要欄でも、大会は4月25日と26日に行われると告知されていた。結果だけなら「ガオガエン優勝」で済むが、この回の面白さは、序盤で拾った小さな操作確認が長尾景戦、北見遊征戦へ少しずつ効いていくところにある。
知らない操作から始まったガオガエン
配信の冒頭2分台で「今回ガオガ炎」とキャラを置いたあと、4分台には挙動に驚いて「今初めて知った」と反応している。5分台でも「知らんかった」と言いながら、戻り方やコンボの形を試す。いきなり本戦の顔を作るのではなく、知らないことを声に出して笑い、手元で確かめてから進むのが葛葉らしい。
11分台に入ると、対戦後インタビューがあると知って、試合前に助言を聞けないことを惜しむ流れになる。そこで「立ち回りなんかある?」とコメントへ投げ、12分台ではアピールの扱いも確認していた。26分台の「準優勝狙い」という冗談も含め、勝ちに行く配信なのに肩を張りすぎない。この軽さが、後半で急に集中へ寄る切り替わりを見やすくしている。
長尾景戦で兄ムーブに切り替わる
40分台に「まずは長尾か」と入り、長尾景のクラウド戦ではガオガエンの投げと崖端の圧が軸になった。47分台には「投げまくるか」と狙いを言葉にし、50分台では「端っこに来ちゃだめ」「崖際には近づいちゃだめだ、弟よ」と、試合中の判断を兄弟風の掛け合いに変えていく。
対戦後インタビューの51分台では、長尾が悔しそうだと振られた流れに「お兄ちゃんには勝てないか」と乗った。勝敗をただ処理するのではなく、相手の反応まで拾って1試合の余韻にする。ここで序盤の試行は、ガオガエンの重い一撃をどう当てるかという勝ち筋へ切り替わっていた。
北見遊征の勇者戦とDAY2への接続
決勝の相手は北見遊征の勇者。53分台には「勇者の対策教えて」と確認し、54分台から本番へ入る。55分台には近づきにくさに戸惑い、60分台にはザキ、ザラキに振り回されながら「どうやって起きるのが正解なの?」とこぼしていた。軽口の多かった長尾戦から、ここでは緊急回避や差し返しを探る時間が増えていく。
65分台に勝利が決まると「勇者討伐」と言い、66分台のインタビューでは優勝を祝われながらも「準優勝狙うって言ってんだよ」と返す。69分台には、トレーニングで試した動きを出せたことにも触れていた。最初の練習が待ち時間ではなく、最後の勝利につながる材料として回収される締め方だ。
配信の70分台では、翌日のアイテムありDAY2にも触れて終わっている。DAY1はアイテムなしだからこそ、崖端、投げ、最後の1ストックでの判断が前に出た。続けて確認するなら、アイテムありルールでこの勝ち方がどう変わるかを見比べると、大会全体の流れもつかみやすい。
