リリーパッドが2026年5月27日13時台に公開した「【#バイオハザードレクイエム 】街の中心部に!レオン編 初見プレイ#8」は、レオンとともに街の中心部へ入り、警察署を思わせる場所へ進んでいく約1時間58分のホラーゲーム配信だった。概要欄では「レオンとともに」と置かれており、自動字幕でも冒頭から、ゾンビに歓迎されるような言い回しで今回の目的地へ入っていく流れが確認できる。

この回で印象に残るのは、怖い場面を大きく構えすぎず、短いツッコミと雑談の軽さで受け流していくところだ。弾を使いすぎていないか気にする、敵の数に驚く、懐かしい警察署に反応する、資料を読みながら過去の状況を想像する、終盤でタイラントらしき圧に身構える。ホラーの緊張はあるが、声の出し方はずっと視聴者へ開かれていて、怖さだけに閉じない配信になっていた。

記事タイプとしては「ゲーム配信」。攻略の正解を細かくなぞるより、初見プレイの反応と、シリーズの記憶がよみがえる場所へ入った時の受け止め方を読む記事として整理する。本文で扱う体験的具体例は、まず冒頭の弾薬確認と敵への対応で、物資を使うか温存するか迷う場面。次に、街の中心部へ入ったあと、警察署やレオンの新人時代へ話が広がる場面。さらに、資料を読みながら非常シャッターや警察署内の状況を想像し、探索の怖さがじわじわ増す場面。そして終盤のタイラント登場で、過去の記憶と現在の操作が重なる場面だ。

概要欄には、公式YouTubeチャンネル、Twitch、公式X、Discord、BOOTHなどの導線がまとまっている。今回の記事では、本人の公式導線と配信アーカイブを主な参照元にしつつ、自動字幕で確認できる範囲の発言と場面を中心に扱う。自動字幕には聞き取りの揺れがあるため、ゲーム内固有名詞やセリフの細部は断定しすぎず、どの時間帯に何へ反応していたか、視聴者がどこを見れば回の流れをつかめるかを優先して書く。

弾を使うか残すか、街へ入る前の手探り

暗い街の入口で弾薬と懐中電灯を確認する人物のイメージ
V-BUZZ独自作成のイメージ画像です。公式画像・配信画面ではありません。

冒頭のリリーパッドは、テストの声出しを挟みながら、今回は街の中心部へ入れるはずだと話している。そこに「ゾンビたちがウェルカムレオンしてくれる」という軽い言い方が重なるため、画面はホラーでも入口はかなりやわらかい。初見プレイの緊張を隠すのではなく、怖い場所へ向かうこと自体を少し茶化して始める。この入り方があるので、後で敵が増えた時の焦りも重くなりすぎない。

序盤でまず見えるのは、弾薬管理への意識だ。7分台には、レオンは物資が少ないわけではないと言いつつ、弾を使っていることを気にする反応がある。ホラーゲームの初見配信では、敵を倒すことそのものより、どこまで弾を使ってよいのかがずっと不安になる。目の前の敵を止めれば安全になるが、後で強い敵が出た時に足りなくなるかもしれない。その迷いが、リリーパッドの言葉にも出ていた。

これは視聴者にも想像しやすい体験的具体例だ。ホラーゲームでは、今すぐ撃てば楽になる場面でも、残弾数が見えるだけで手が止まる。敵が近づいてきているのに、節約したい気持ちが勝って一瞬判断が遅れる。今回の序盤も、強気に撃つ場面と、使いすぎを気にする場面が近い距離で並んでいる。攻略済みの人なら最適な弾数を知っているかもしれないが、初見で見ていると、その迷いの時間が配信の面白さになる。

15分台には、敵の数や見た目へ驚く反応もある。字幕上では聞き取りが崩れている部分もあるが、複数の敵が出てきた時に「何匹いる」と受け取れる流れが確認できる。怖さの中心は、敵のデザインだけではない。何体いるのか、どこから来るのか、今の武器で足りるのかが一度に押し寄せるから、声が短くなる。リリーパッドはそこで完全に黙るのではなく、驚きを言葉にして画面へ返していた。

20分台にはロードを挟みながら、配信は少し落ち着く。ここでよかったのは、ゲームの緊張が途切れた瞬間にも、配信としての会話が残っていることだ。長時間のホラー配信は、怖い場面ばかりを詰めると見ている側も疲れる。少し待つ、状況を確認する、コメントへ短く反応する。そうした隙間があることで、次に敵が来た時の怖さが戻ってくる。

この序盤は、まだ大きな物語の山場というより、操作感と気持ちを整える時間だった。中心部へ入る前に、弾、装備、敵の数、ゲーム側の圧を確かめる。配信者本人も視聴者も、ここで「今日はこういう怖さの回になる」と少しずつ分かっていく。冒頭の軽い言い回しと、弾薬管理の現実的な不安が同じ画面にあるため、ホラー実況として見やすい入口になっていた。

初見者向けに補足するなら、ここでは敵を何体倒したかより、リリーパッドが何を気にしているかを見ると分かりやすい。弾を使いすぎていないか、装備をどうするか、敵の数が増えていないか。画面内の情報を整理しながら進むタイプの怖さで、派手な悲鳴だけを拾うより、判断の迷いを追った方がこの回の序盤に合っている。

コメント欄との距離も、序盤の見やすさを支えていた。初見さんを怖がらせてどうするんだ、というような軽い返しがあり、怖いゲームをしていても配信の入口は閉じていない。ホラーゲーム配信では、視聴者が途中から入った時に画面だけで圧を受けることがある。リリーパッドは、怖さを受けながらも挨拶や冗談を挟むため、途中参加でも置いていかれにくい。これは、約2時間のアーカイブを最後まで見やすくする大事な要素だった。

さらに、この時点でのレオン編という置き方も効いている。概要欄にある「レオンとともに」という言葉の通り、配信はキャラクターに寄り添いながら進む形だ。ゲーム内の主人公が強い武器を持っているから安心、というより、プレイヤー側がその装備をどう扱うかで空気が変わる。リリーパッドは、敵に対して怖がりつつも、弾や装備を確認して次へ進もうとする。その手探りが、初見プレイらしい。

弾薬の話が序盤に出てくることで、後の場面も見やすくなる。強い敵が来た時に撃つのか、今は逃げるのか、道具を温存するのか。初見プレイでは、正解を知っている人ほどもどかしく感じる判断もあるが、配信としてはその迷いこそがリアルだ。リリーパッドが装備を入れ替えようとしたり、弾の残りに触れたりする時間は、単なる準備ではなく、これから中心部へ入る怖さを支える下地になっていた。

序盤だけを見ると、ものすごく派手な展開ではないかもしれない。だが、長編ゲーム配信では、この「まだ何が起こるか分からない時間」が後の反応を支える。中心部へ向かう前に、配信者がどれくらい怖がり、どれくらい冗談で返し、どれくらい慎重にアイテムを見るのかが分かる。だから、後半で警察署やタイラントが出てきた時にも、ただのイベント消化ではなく、序盤から積み上がった警戒の先として受け取れる。

RPDへ近づくほど、レオンの記憶が話題の軸になる

崩れた街路と警察署の入口を背景に地図を見る人物のイメージ
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22分台には、アクションの手触りに対して「これでこそバイオハザード」と反応する流れがある。ここから配信は、単に敵を処理するだけでなく、シリーズらしさを受け取りながら進む時間へ変わっていく。怖い、弾が心配、敵が多いという序盤の反応に加えて、「これはバイオらしい」という見方が入るため、ゲームへの距離が少し近くなる。

23分台には、警察署を思わせる場所への反応が見える。字幕では「警察署」という語が出ており、29分台には本来レオンがこの警察署で勤務する新人だったという話にも触れている。ここは今回の記事で大きく拾いたい場面だ。初見プレイとはいえ、過去作やシリーズ文脈を知っているからこそ、場所の意味をただの背景として流さない。レオンが本来働くはずだった場所、そして崩れてしまった場所として、警察署が立ち上がってくる。

視聴者が追体験しやすい二つ目の具体例は、この「場所を見た瞬間に過去の事情が重なる」瞬間だ。ホラーゲームの廃墟は、ただ暗いだけでも怖い。だが、そこが本来は日常の場所で、誰かが勤務するはずだった場所だと分かると、怖さの質が変わる。リリーパッドがレオンの新人時代に触れることで、警察署は単なるステージではなく、キャラクターの人生と結びついた場所になる。

29分台から31分台にかけては、レオンが警察署で勤務するはずだったこと、初日に起きた状況の重さが話題に入る。ここで声の調子が急に説明的になりすぎないのがよい。資料読みのように淡々とまとめるのではなく、ゲーム画面を見ながら「そういうことだった」と反応していくため、過去設定の補足が配信の流れを止めていない。

33分台には、BGMの不穏さや、警察署で働けていたら幸せだったかもしれないという受け取り方が出てくる。さらに、署長や職場環境へ軽くツッコミを入れる流れもあり、重い設定をそのまま沈ませない。ここがリリーパッドの配信らしいところだと思う。悲しい、怖い、ひどいという感情はあるが、すぐに少し笑える言葉へずらす。結果として、暗い場所を進んでいても視聴感が重くなりすぎない。

この章で大事なのは、警察署を「懐かしい場所」だけで消費していない点だ。シリーズを知っている人にとっては、RPDやレオンの名前だけで記憶が動く。だが、今回の配信では、知らない人にも分かるように、ここが本来どんな場所だったのかが短く語られる。初見の視聴者は細かな年表を知らなくても、レオンにとって特別な場所へ入っていることが分かる。

また、ゲーム実況として見ると、このパートはリアクションの幅が広い。敵が来た時には短く驚く。資料や場所に触れた時には、過去の出来事を想像する。コメントや自分の言葉で少し笑いへ戻す。ホラーゲーム配信は悲鳴だけで成立するわけではなく、プレイヤーがどう理解しながら進むかも大きい。リリーパッドは、怖がりながらも場所の意味を拾うため、視聴者は「今どこを歩いているのか」をつかみやすい。

特にレオンの話題は、ゲーム内の主人公をただ操作キャラクターとして扱わない姿勢につながっている。新人として勤務するはずだった場所に来てしまった、という受け止め方があると、警察署の崩れた様子も別の重さを持つ。視聴者は、敵を倒して先へ進むだけでなく、レオンがどんな場所へ戻ってきたのかを一緒に見ることになる。リリーパッドがそこで感情を一度止めるから、RPD周辺は単なる中盤マップ以上の意味を持っていた。

ここで過去作を詳しく説明しすぎないのも、記事としては見習いたい。RPDやレオンの勤務初日という要素は重要だが、本文で設定解説を広げすぎると、配信の話から離れてしまう。今回の面白さは、リリーパッドがその場で思い出し、驚き、少し悲しみ、またツッコミへ戻る流れにある。だから、読者には「場所の意味が配信者の反応を変えた」と伝われば十分だ。

警察署周辺の場面は、画面の暗さよりも、そこへ入る時の心構えが印象に残る。中心部へ進むというタイトル上の目的は明確だが、実際にたどり着くと、街の状況、警察署の封鎖、レオンの背景が重なる。ゲーム内の目的地が、ただのマップ上の点ではなくなる。長編実況では、こういう場所の重さを配信者がどう受け取るかで、同じステージでも見え方が変わる。

この場所の重さは、派手な演出だけで説明されているわけではない。リリーパッドが画面を見ながら、レオンの立場や警察署の状態を短く拾うことで、視聴者の見方が変わっていく。もし建物をただ通過するだけなら、暗い探索マップの一つで終わっていたかもしれない。だが、勤務するはずだった場所という受け止めが入ると、廊下や部屋の暗さにも別の意味が出る。ここは、配信者の反応がステージの読み方を作っていた場面だった。

配信を途中から開いた人にとっても、このRPD周辺は入口になりやすい。シリーズの細かな流れを知らなくても、リリーパッドが「新人として勤務するはずだった場所」と受け取っていること、BGMや建物の状態に不穏さを感じていることは伝わる。ゲーム画面に映る建物の意味を、配信者の反応が短く翻訳してくれる。ここは、長編シリーズを初めて見る視聴者にも優しい場面だった。

もう一つ拾っておきたいのは、リリーパッドの声が「怖い」と「語りたい」の間を行き来していることだ。怖いものが出そうだから早く進みたくない。でも、場所や資料を見れば、そこに何が起きたかを話したくなる。この揺れはホラーゲームの実況らしい。プレイヤーが世界設定に興味を持つほど、奥へ進まなければならない。だが、奥へ進むほど怖い。その矛盾が、RPD周辺の探索を支えていた。

資料読みと非常シャッター、怖さが説明で厚みを増す

資料ファイルと非常灯の下で周囲を警戒する人物のイメージ
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34分台から35分台にかけては、警察署への襲撃や非常シャッター、避難の状況を思わせる資料読みが入る。自動字幕には誤変換があるものの、戦闘、封鎖、無数の何かに囲まれるような状況を読み取っていることは分かる。ここで配信の怖さは、目の前の敵だけでなく、場所全体に何が起きたのかへ広がっていく。

資料を読む場面は、ゲーム配信では地味に見えることがある。敵と戦っているわけでも、派手なイベントが起きているわけでもない。しかしホラーでは、資料が怖さの理由を作る。なぜこの場所が閉じられたのか。誰が逃げられなかったのか。非常シャッターは安全のためなのか、それとも閉じ込めるためなのか。リリーパッドがそこに反応することで、警察署の廊下や部屋が単なる背景ではなくなる。

三つ目の体験的具体例は、資料を読んだ直後に探索の見え方が変わるところだ。ホラーゲームでは、メモや報告書を読んだあと、同じ廊下を歩くだけで怖くなることがある。さっきまでただの通路だった場所が、実は何かが起きた現場だと分かる。今回も、非常シャッターや封鎖の話を挟むことで、警察署の空間に過去の緊張が乗っていた。

40分台には、バールのようなものや探索済みの場所を確認する流れが見える。ここは大きな戦闘ではないが、初見プレイの足取りがよく出ている。どこまで行ったか、何を使うか、どこがまだ残っているか。ホラーの怖さは敵だけでなく、道具と地形の把握にもある。視聴者は、リリーパッドが何を見落としていないか、次にどこへ向かうのかを一緒に考えることになる。

45分台には、何かの音や気配に反応する流れもある。字幕上では聞き取りが不安定だが、音に対して警戒していることは伝わる。ホラーゲームで音はかなり厄介だ。敵が見えていない時ほど、音が画面の外側を想像させる。配信者が「音がする」と反応するだけで、視聴者も画面の端や背後を見始める。ここは、実際に何がいるかより、いるかもしれないという時間が怖い。

この「いるかもしれない」の時間は、弾を撃つ場面よりも静かだが、視聴者の集中を引っ張る。何かの足音なのか、環境音なのか、次のイベントの前触れなのか。正体が分からないまま進むため、リリーパッドの声も確認と警戒の間を行き来する。画面に大きな敵が映っていなくても、音に反応した瞬間に配信全体の緊張が上がる。アーカイブで見返す時も、このあたりは飛ばさず見ると中盤の怖さがつかみやすい。

50分台には、相手や状況に対して「あなたじゃないんだから」といった軽い返しも出てくる。こうした短いツッコミは、緊張をほどく役割を持っている。怖い場所でずっと黙っていると、配信は重くなる。逆に、何でも茶化しすぎると怖さが薄れる。リリーパッドは、怖いと思った直後に短い言葉で返すため、ホラーの圧を残しながらも、視聴者が息をつける余白を作っていた。

55分台には「これ怖い」と率直に言う場面がある。ここは単純だが大事だ。ホラーゲームの実況で、怖さを複雑に説明しすぎる必要はない。見た瞬間に怖い、音が怖い、進むのが怖い。その素直な反応があるから、視聴者も同じ画面を怖いものとして受け取れる。怖がることを演出として大げさに作るのではなく、必要な時に短く出るため、言葉が軽くなりすぎていなかった。

この中盤は、派手なボス戦よりも、読む、見る、聞く、確認するという動きが中心だった。記事としては、ここを飛ばすと配信の後半が急にタイラントだけの話になってしまう。実際には、資料読みと探索で警察署の怖さを厚くしたあとに、終盤の大きな圧が来る。その順番があるから、タイラントへの反応も「急に出た強敵」だけではなく、場所全体の不気味さの延長として見える。

また、このパートには視聴者が参加しやすい余地もある。配信者が資料を読む時、コメント欄は設定を補足したくなることがある。だが、初見プレイでは過度なネタバレや指示を避けたい。リリーパッドの配信は、本人が読んだものと画面で見えたものをもとに進んでいくため、視聴者も「言いすぎず見守る」形になりやすい。概要欄の注意文を踏まえても、この距離感は大事だ。

資料読みの合間に見える小さな確認も、配信の質感を作っている。部屋を見回す、使えそうな道具を探す、同じ場所を通ったかどうかを考える。こうした時間は、切り抜きでは落ちやすいが、アーカイブで見るとかなり大事だ。ホラーゲームでは、敵が出ていない時間ほど、次に何が出るかを考えてしまう。リリーパッドが「ここは行った」「これは使うのか」と確認するたび、視聴者も画面の隅を一緒に見ることになる。

資料読みの場面で印象的なのは、説明が怖さを減らすのではなく、逆に増やしていることだ。何が起きたか分からないまま暗い廊下を歩くのも怖い。だが、少しだけ理由が分かると、その理由の先を想像してしまう。非常シャッターで閉じた場所、戦闘が起きた場所、無数の敵が周辺にいるかもしれない場所。情報が増えるほど、画面外の想像も増える。ここにリリーパッドの反応が乗ることで、中盤の探索は静かながらも厚みがあった。

一方で、ここは好みが分かれそうな時間でもある。派手なリアクションだけを見たい人には、資料や探索の確認は少し長く感じるかもしれない。ただ、長編ゲーム配信としては必要な時間だ。ゲームの背景を読み、今いる場所の危険を理解し、次に起きることへ身構える。終盤だけを切り出すより、この中盤を含めて見る方が、今回の配信がどんな流れで怖さを積んだのかが分かる。

資料読みを挟むことで、配信の主役は敵の処理だけではなくなる。部屋に残されたもの、閉じたシャッター、音のする方向、まだ見ていない道。そうした細部を一つずつ確認する時間が、終盤の大きな圧へ向かう助走になる。リリーパッドの反応も、単に怖いと言うだけでなく、何が不穏なのかをその場で探す形へ変わっていく。アーカイブで通して見ると、この中盤があるからこそ、タイラントの登場が急なイベントではなく、警察署全体の怖さの回収に見える。

タイラントの圧で、過去作の怖さが現在に戻ってくる

巨大な影から距離を取りながらライトを構える人物のイメージ
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終盤で強く残るのは、1時間44分台のタイラントへの反応だ。自動字幕では「タイラント、今作標を送った。待ってくれよ」といった形で出ており、細部の聞き取りには揺れがあるものの、リリーパッドがタイラントの存在に強く反応していることは分かる。警察署やレオンの話を積んできたあとにこの名前が出るため、単なる敵の登場以上に、過去作の怖さが現在へ戻ってくる場面になっていた。

四つ目の体験的具体例は、知っているはずの怖い存在が、別の文脈でまた現れる瞬間だ。ホラーゲームでは、初めて見る敵も怖いが、以前に嫌な思いをした相手の名前や影が見えた時の方が身構えることがある。警察署へ入った時点で、過去の記憶は少しずつ話題になっていた。そこへタイラントが来ると、視聴者も配信者も「あの場所の怖さがまた来た」と受け取れる。

リリーパッドの反応は、ただ怖がるだけではない。待ってくれ、という言葉には、ゲームへのツッコミと本音の焦りが混ざっている。ホラーゲームの実況でよくあるのは、プレイヤーが敵に対して理屈ではなく交渉するように話しかける瞬間だ。もちろんゲーム内の敵は待ってくれない。それでも、言葉に出すことで怖さが少し笑いへ変わる。今回のタイラント反応も、そのタイプだった。

この終盤を面白くしているのは、前半からの積み上げがあることだ。序盤では弾薬や装備を気にしていた。中盤では警察署やレオンの過去に触れた。資料読みで場所の危険を理解した。音や気配に反応しながら探索を進めた。そのあとにタイラントが来るため、視聴者は「いよいよ来た」と受け取る。突然の大声だけで場面を作るのではなく、配信全体の流れが終盤の圧を支えていた。

タイラントへの反応は、画面上の強さだけでなく、足音や接近の気配を含めて怖い。過去に追われた記憶がある敵は、姿がはっきり見える前から視聴者を身構えさせる。リリーパッドが「待って」と言うように反応するのも、倒せるかどうか以前に、来てほしくないものが来たという感覚が先にあるからだ。ホラーゲームの実況では、この「まだ直接ぶつかっていないのに嫌だ」という時間が一番効くことがある。

また、終盤でもリリーパッドの配信は完全に暗くならない。怖い、待って、という反応はあるが、言葉の選び方には軽さが残る。これは、ホラーが苦手な視聴者にも見やすい要素だと思う。怖さを消すわけではないが、配信者が声で受け止めてくれるため、画面の圧が少し和らぐ。恐怖を一人で抱えるのではなく、コメント欄と一緒に「これは嫌だ」と共有している感じがある。

ここで攻略の成否だけを追うと、記事としては少し薄くなる。大事なのは、タイラントという存在が、RPD、レオン、過去作の記憶、資料読み、探索の緊張をまとめて引き戻していることだ。ゲーム内の敵として強いだけでなく、視聴者が知っている怖さの象徴として機能している。リリーパッドがそこに反応したことで、終盤の場面は単なる戦闘以上の意味を持っていた。

シリーズを詳しく知らない視聴者でも、この終盤は分かりやすい。配信者の反応が先に「危ないものが来た」と教えてくれるからだ。名前を聞いた瞬間の声、待ってほしいという言葉、前に進むか距離を取るか迷う感じ。画面の意味をすべて理解していなくても、怖い相手が出たことは伝わる。ゲーム実況では、配信者の声が視聴者の理解を補助する場面があるが、今回のタイラント周辺はまさにそれだった。

終盤まで見ると、今回の配信は「怖い敵が出た回」というより、「怖さの理由が少しずつ増えていく回」だったことが分かる。序盤は弾や敵数への不安、中盤はRPDとレオンの記憶、資料読みでは警察署に起きた出来事、最後にタイラントの圧。段階ごとに怖さの種類が変わるため、約2時間の中で同じ反応だけが続かない。リリーパッドがそのたびに短く言葉を変えて返すので、視聴者も場面の変化を追いやすかった。

もちろん、タイラント周辺の細かな攻略手順をここで断定するのは避けたい。自動字幕だけでは、位置取りや操作の全容を正確に再構成するには限界がある。だから本文では、敵の具体的な倒し方より、どのタイミングで配信者の反応が変わったかに絞る。1時間44分台に大きく反応し、そこまでの警察署探索の記憶が一気に戻る。この整理なら、アーカイブをこれから見る人にも入り口として役に立つ。

この回の最後に残るのは、怖さと軽さの切り替えだ。リリーパッドは、ゾンビや資料やタイラントに対して素直に怖がりながら、すぐに言葉で受け返す。弾を使いすぎていないか気にする現実的なプレイ、レオンや警察署への反応、資料読みで増える不穏さ、タイラントへの「待ってくれよ」という焦り。その一つ一つが、配信をただのホラー実況ではなく、シリーズを一緒に歩く時間にしていた。

概要欄で本人が歌枠や歌ってみたを中心に活動しつつ、ゲーム配信やお絵描きもしていると紹介している点も、今回の見え方に少し関係している。普段の歌やアイドル的な導線を知っている視聴者からすると、ホラーゲームで怖がりながらも明るく返す姿にギャップが出る。ゲーム実況だけを専門にした硬い攻略配信ではなく、歌や雑談の距離感を持ったまま怖いゲームへ入っている。その柔らかさが、RPDやタイラントの重い場面にも残っていた。

約2時間のアーカイブとしては、最初から最後まで大きな山場が続くタイプではない。資料読みや探索確認の時間もあり、じっくり見る回だ。ただ、その分、レオン編の現在地やRPD周辺の意味を押さえながら追える。怖い場面だけを切り抜いて見るより、序盤の弾薬確認から中盤の資料読み、終盤のタイラント反応まで通して見ると、今回の配信がどんな順番で緊張を積み上げたのかが分かる。

初見で見るなら、まず冒頭の軽い入り方と弾薬への不安を押さえるとよい。そのあと、警察署に近づいた時のレオンの話、資料読みで増える不穏さ、終盤のタイラントへの反応を追う。細かな攻略を知らなくても、リリーパッドが何を怖がり、どこで笑いに変え、どこで過去作の記憶へ触れたのかを見れば、この回の流れは十分につかめる。