轟はじめの「#7【バイオハザード RE:4】完全初見で挑むバイオ」は、2026年5月17日に公開された約2時間11分のゲーム配信だ。前回の#6で孤島研究施設へ入り、クラウザーとの再会まで進んだ流れを受けて、今回はチャプター15から一気に終盤へ近づいていく。ヘリ支援で戦場が大きく動き、サドラーとの対峙でアシュリーの危機がはっきりし、研究室ではルイスが残した資料を読みながら、物語の見え方も更新されていった。

この回の強さは、怖さや戦闘だけでなく、情報を読んだ時の受け止め方にある。轟はじめは、目の前の敵に驚きながらも、マイクの支援に大きく反応し、ルイスの研究資料では「いいやつだった」ことを後から噛み直す。概要欄にはカプコンの利用許諾表記と作品名、未成年視聴への注意が置かれており、配信本編では終盤のネタバレを含む。この記事では、公式アーカイブと自動字幕、概要欄の記載をもとに、初見実況としてどこが山になっていたかを整理する。

チャプター15の入口で、終盤らしい重さが見えてくる

終盤の研究施設へ向かうホラーゲーム配信のイメージ
V-BUZZ独自作成のイメージ画像です。公式画像・配信画面ではありません。

配信冒頭でまず印象に残るのは、ゲームを始める前の短い近況だ。轟はじめは、直前に轟はじめ本人と音乃瀬奏のライブを見ていたこと、新曲や新衣装、釣りロケの発表があったことに触れてから、本編へ入る。ゲーム配信だけを切り出せば余談に見えるが、ここで活動全体の熱が一度入るため、その後のホラー実況も「いま動きが多い中で進めているシリーズ」として見える。

本編はチャプター15から始まる。前回からアシュリーが連れ去られ、レオンもかなり悪化している状態だ。字幕では、アシュリーを守りながら戦うのは難しいので、いったん連れ去られている方が安全なのではないか、という冗談混じりの反応も出ていた。もちろん本当に安心できる状況ではない。けれど、轟はじめが一度笑いへ変えることで、重い終盤へ入る前の息継ぎになっている。

武器商人の場面では、ナイフや銃の強化、アイテム整理にかなり迷っている。クラウザー戦を抜けた後なので、ナイフをどう扱うか、ショットガンやライフルにどこまでお金を入れるかが気になるところだ。ここでの迷いは、単なるメニュー操作ではない。終盤へ向かう前に、今の手持ちで足りるのか、もう戻れないのではないか、という不安が少しずつ積まれていく。

この準備時間があるから、後の戦闘が急に始まっても流れが分かりやすい。轟はじめは、宝石を売り、武器を直し、弾を作り、セーブを確認する。実況の声は軽いが、やっていることは終盤前の確認だ。初見プレイでは、どこが本当に最後なのか分からない。だからこそ「先に進む前にできることは済ませる」という商人の言葉も、配信全体の緊張を少し上げる。

研究施設や島の通路へ出ると、敵の数が増え、どこから撃たれているかを探す時間が長くなる。轟はじめの声も、進行方向を探す声、敵を見つけた声、アイテムを拾いたい声が重なって忙しい。ここは画面だけで見ると混乱しやすいが、声を聞くと、何に困っているかははっきり分かる。敵が多い。道が分からない。弾が心細い。それでもアシュリーのところへ行かなければならない。

この章のポイントは、怖さが敵そのものだけではなく、目的地までの遠さから出ていることだ。前回までのクラウザー戦は、相手がはっきり見えている怖さだった。今回は、敵が多く、上からも横からも来て、進むべき道も一度では分からない。轟はじめの実況も、相手への反応だけでなく「どこへ行けばいいのか」という迷いが中心になる。そこがチャプター15の入口らしい重さだった。

また、アシュリーを助けるという目的があるため、探索の寄り道にも少し後ろめたさが混ざる。お宝を拾いたい、弾も欲しい、けれどアシュリーのところへ行かなければいけない。配信中にも「こんなことしてる場合じゃないのに」という趣旨の反応がある。ゲームとしては物資回収が必要だが、物語としては救出を急ぎたい。このズレを声に出してくれるので、視聴者も同じ迷いを共有できる。

終盤へ入るゲーム配信では、攻略済みの人なら「ここから何が起こるか」を知っているかもしれない。しかし初見の轟はじめは、次の戦闘規模も、味方の支援も、研究室の資料もまだ知らない。だから、準備の段階で少し長く迷うことにも意味がある。ここで何を持つかを悩む時間が、その後に弾切れや敵の多さへ反応する時の説得力になる。

もう少し細かく見ると、チャプター15の入口は「終盤だから急ぐ」だけではなく、「終盤だからこそ拾えるものを拾う」時間でもある。字幕では、ガンパウダーや救急スプレー、宝石、武器改造の話が細かく出てくる。これは文章にすると地味だが、ホラーゲームの終盤ではかなり大切な確認だ。何を拾ったか、何を売ったか、どの武器を伸ばしたかが、次の戦闘での安心感に直結する。轟はじめは怖がりながらも、この下準備を勢いだけで飛ばさない。

この準備の声には、シリーズをここまで進めてきたプレイヤーらしさも出ている。怖い敵が出ることは分かっているし、急に強い敵が来ることも分かっている。だからこそ、商人のところで「これでいいのか」と立ち止まる。前回のクラウザー戦を抜けた直後なので、ナイフの扱いにも迷いが残る。戦闘の派手な場面だけでなく、この迷いを聞くと、初見プレイが単発のリアクションではなく、積み重ねで進んでいることが分かる。

また、アシュリー不在の時間は、轟はじめの言葉の置き方を少し変えている。守りながら進む時には「守れない」ことへの焦りがあるが、いない時には「早く助けに行かなければ」という別の焦りが出る。配信の前半は、その二つの不安の間にある。物資を拾いたいのに急ぎたい。敵を倒したいのに道も見たい。こうした矛盾が声に出ているため、終盤の移動がただの通路移動になっていない。

記事としては、この入口を飛ばしてヘリ支援だけを書くと、回の厚みが落ちると思う。マイク登場は分かりやすい山だが、その前に、アシュリーがいない不安、レオンの状態、武器整理、道探しがある。そこを押さえると、ヘリ支援が単なる派手な演出ではなく、詰まりかけた状況を一度こじ開ける出来事として見えてくる。

マイクのヘリ支援で、恐怖が一度「相棒」への歓声に変わる

ヘリ支援に助けられるゲーム配信のイメージ
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序盤の大きな転換点は、マイクのヘリ支援だ。ハニガンから戦闘ヘリの届け物だと聞こえ、マイクが援護に入る。轟はじめは、どこへ誘導すればいいのか、どこが「ひどい場所」なのか分からずに慌てるが、同時にヘリが来たことへの高まりも声に出ている。敵が多すぎる状況で、上から味方が支援してくれる。ここで戦場の見え方が一気に変わった。

この場面の面白さは、支援が強いのに、轟はじめが完全には安心できないところだ。マイクに撃ってほしい。けれど、どこへ行けば撃ってくれるのか分からない。敵は残っている。アイテムも拾いたい。味方の援護に喜びながら、自分も走り回らなければならない。字幕には、マイク、撃って、援護、といった短い言葉が何度も並び、頼もしさと混乱が同時に出ていた。

マイクを「相棒」と呼ぶような反応も、この区間の明るさを作っている。ホラーゲームの終盤は暗くなりがちだが、ここではヘリの存在によって一時的にアクション映画のような熱が入る。敵に囲まれても、マイクが上から掃除してくれる。轟はじめも、最初に当てられたことは水に流す、というように軽く受けていた。怖いはずの場面で、味方への信頼が前に出るのがいい。

ただし、支援が永遠に続くわけではない。玉切れだ、あとは自力で頼む、という流れが来ると、轟はじめの声はまた一気に不安へ戻る。ここがとても分かりやすい。強い味方がいる間は、場面が明るくなる。いなくなると、また自分の弾、道、敵の位置を見なければならない。支援の有無で配信の温度がはっきり変わるため、アーカイブでも山の位置がつかみやすい。

そして、マイクの最期はかなり重い。サドラーによってヘリが落とされ、轟はじめは「やっぱヘリはだめなんだ」という反応をしながら、サドラーへの怒りを強める。ここまでマイクに頼っていたぶん、失った時の落差が大きい。派手な支援から一転して、敵の支配力がまた前に出る。終盤の物語が、単なる救出ミッションでは済まないことを見せる場面だった。

この流れで重要なのは、轟はじめがマイクの支援を戦力としてだけでなく、感情の支えとして受け取っているところだ。敵を倒してくれるから助かる、というだけではない。味方が来た、相棒がいる、これで進める、という安心が声に出る。だからこそ、落とされた時には怒りが出る。ゲームの演出に対して、プレイヤーの感情がかなり素直に乗っていた。

戦闘面では、ヘリ支援中も轟はじめはアイテムを拾い、敵の位置を探し、扉や仕掛けを確認している。ここが初見らしい。強い支援が来たからといって、最短ルートで駆け抜けるわけではない。見落としがないか、どこに進めるのか、まだ敵がいるのかを気にする。怖がりながらも、探索をやめない。『バイオハザード』配信としての見応えは、この手つきにある。

途中で道が分からなくなる場面も、配信としては悪い間ではない。どこへ行くのか、開いた場所はどこか、上なのか下なのか。轟はじめが何度も確認するので、視聴者は迷いを一緒に追うことになる。攻略を知っている人にはもどかしいかもしれないが、初見実況ではこの迷いが大事だ。正解へ一直線に進まないから、支援が切れた後の不安も伝わる。

また、マイクの場面は、レオンが一人で無敵に進む物語ではないことを改めて見せている。ハニガン、マイク、エイダ、ルイス、アシュリー。それぞれの助けがあり、レオン自身も限界に近い。轟はじめはその都度、助けてくれる相手へ反応する。とくにこの回では、マイクの支援とエイダの救出が対になっているように見える。前半でマイクに助けられ、後半でエイダを助けに行く。味方の存在が、回の骨組みになっていた。

この章をアーカイブで見るなら、開始から30分前後までの流れを続けて見るとよい。ヘリ支援の明るさ、道探しの混乱、マイクへの歓声、支援終了の不安、そしてサドラーによる落差が一つにつながっている。切り抜きでマイク登場だけを見るより、前後の迷いを含めた方が、轟はじめの反応がずっと伝わる。

マイクの場面で特に良いのは、轟はじめが味方の頼もしさに甘えきらないところだ。支援があるから任せればいい、ではなく、どこに誘導すれば撃ってくれるのか、まだ自分で何を処理すべきかをずっと探している。だから「撃ってほしい」と頼る声と、「自分でやった方が早いのでは」と揺れる声が同時に出る。味方を信じたいけれど、画面の敵は待ってくれない。その忙しさが、ヘリ支援の場面をただの爽快パートにしなかった。

さらに、マイクが落とされた後の反応は、今回のサドラー像にも関わっている。サドラーは遠くから支配を語るだけでなく、助けてくれた相手を実際に奪っていく。轟はじめがサドラーへの怒りを強めるのは、ストーリーの敵役として正しい反応だ。ここでマイクを失うから、後のアシュリー救出やエイダ救出がより重くなる。助けてくれる人がいる世界で、その助けが簡単に壊される。終盤の嫌さは、そこからも出ていた。

アシュリー救出とルイスの資料で、物語の読み方が変わる

研究室で救出装置を見つめるゲーム配信のイメージ
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マイクの支援を失った後、配信はアシュリー救出へ大きく寄っていく。サドラーとの対峙では、アシュリーが支配されかけ、エイダが助けに入る。轟はじめは、エイダがいつも助けてくれることに反応しながら、研究室へ急ぐ。ここからは、戦闘の派手さよりも、レオンとアシュリーの状態、そしてルイスが何を残したのかが中心になる。

研究室へ向かう場面では、レオンの視界や体調がかなり危うい。轟はじめも、今襲われたら何もできない、頑張れ、と声をかけるように進めている。ここはプレイヤーが操作しているのに、実況の言葉はキャラクターを励ます方向へ向かっている。ゲームとしての入力と、物語としての応援が重なるのが、終盤らしい。

アシュリーがレオンを助ける流れも大きい。装置を動かし、外科的な処置に近い形でプラーガを除去する。轟はじめは、痛そうだと反応しながら、ルイスが残した設備のおかげでアシュリーが助かったことを受け止めている。アシュリーがただ守られるだけではなく、レオンを助ける側にも回る。ここで2人の関係が少し変わって見える。

救出後の会話では、アシュリーが「私うまくやれてる」と確認する場面があり、レオンがよくやっていると返す。轟はじめは、そのやり取りをかなり素直に受け取っていた。怖い、痛い、危ないという場面が続いた後に、2人が互いを支える会話が入る。ここはアクションの山ではないが、今回の配信でかなり大事な休息になっている。

その後の研究資料読みは、記事としても外せない。ルイスの資料には、プラーガの除去方法、アンバー、サドラーの支配、外部の連中とのやり取りなどが出てくる。轟はじめは資料を読みながら、ルイスがただの軽い人物ではなく、世界を救おうとしていたことに気づいていく。死亡後にいい情報がどんどん出てくる、という反応もあり、キャラクターの見え方が後から変わる時間になっていた。

この資料読みが効くのは、前回までのルイスへの印象があるからだ。軽く見える。チャラく見える。けれど、研究の中身を読むと、彼が何を知り、何を危険だと考え、何を持ち出そうとしていたのかが見える。轟はじめはそこを説明として処理するだけでなく、だんだん「いいやつだった」という方向へ感情を戻していく。資料がただの世界設定ではなく、キャラクターへの再評価になっている。

また、エイダとの通信らしき電子メールも、物語の見え方を広げる。アンバーをめぐるやり取り、タバコの銘柄を気にするような軽さ、外部の連中を完全には信用していない感じ。轟はじめは、エイダの名前がEではなくAなのかという細かい驚きも挟みながら、ルイスが何をしようとしていたかを読んでいく。資料読みが堅苦しい説明にならず、実況の小さな反応でリズムが保たれていた。

ここで大事なのは、轟はじめが分からないことを分からないまま口にすることだ。アンバーとは何か、ルイスはエイダを利用しようとしていたのか、世界を救うためだったのか。すべてを一度で断定しない。読みながら仮説を置き、次の文でまた受け取り直す。初見プレイの資料読みとして、この揺れはかなり自然だった。

研究室の区間は、敵との戦闘が少し落ち着くぶん、配信の密度が別の方向へ変わる。怖い敵に追われる時間から、物語を理解する時間へ移る。轟はじめの声も、悲鳴や慌てた指示から、文字を読み、意味を考え、キャラクターを見直す声へ変わっていく。ホラー実況の中に、考察まではいかないが、理解が更新される時間がある。そこがこの回を単なる終盤戦にしていない。

さらに、アシュリーがエイダへ軽く嫉妬するように見える会話も拾われていた。轟はじめは、エイダはレオンにとって忘れられない人だから、と冗談めかして返す。この反応は、シリアスな救出劇の後に少しだけ恋愛未満の関係性を読む余白を作っている。大げさに断定する必要はないが、キャラクター同士の距離を楽しむ視点が入ることで、実況の表情が増えていた。

この章は、初見者にとっても見やすい。物語の専門用語は多いが、轟はじめが一文ずつ反応してくれるため、読み飛ばされない。プラーガ、アンバー、サドラーの支配、ルイスの目的。説明量はあるが、どれも「アシュリーを助けられた理由」「ルイスが何を残したか」「この後に何を止めるべきか」へつながる。だから、資料読みが長くても、回の中心から外れていない。

この研究室の読み取りは、前半の戦闘と対照的だ。マイクの場面では、声は短く、反応は速く、状況は外から押し寄せてくる。研究室では、文字を読んで、意味を取って、過去に起きたことを組み直す。轟はじめの実況も、そこで少し落ち着く。もちろん完全に静かになるわけではないが、敵に追われていた時とは違って、情報を受け取る余白がある。アーカイブで見る時も、この緩急がかなり助けになる。

ルイスの資料が残す印象は、ただ「真相が分かった」ではない。彼が軽口を叩く人物に見えていたぶん、研究者としての責任や後悔が後から見えてくる。轟はじめが、死後にいい情報が出てくることへ反応していたのは自然だと思う。生きている時にすべてを説明してくれる人物ではなかったから、残された資料を読む時間が、別れの後の人物紹介になっている。これがあるので、アシュリー救出の安心も、ルイスの力を借りた安心として残る。

また、アシュリーがレオンを助ける場面は、シリーズ初見の視聴者にも分かりやすい関係の更新だった。これまで守る対象として見えていた人物が、ここでは装置を動かし、レオンを救う。轟はじめが「アシュリーがやってくれた」と受け止めることで、その変化が強調される。救出される側と救出する側が入れ替わる。今回の記事で「救出戦」と書く理由は、ここにもある。

エイダ救出戦からDLCへの期待まで、次へ残るもの

脱出路と別ルートへの期待を描いたゲーム配信のイメージ
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研究室を出た後、配信はエイダ救出戦へ進む。エイダが吊られている場面では、罠だと分かっていても、レオンなら引っかかるに決まっている、という反応が出る。ここはかなり轟はじめらしい。危険を理解している。けれど、エイダを見捨てる選択肢はない。ゲームの展開に対して、キャラクターの感情を優先して乗っていくので、見ている側も素直に緊張できる。

エイダが復帰する場面では、目が合っただけで意思疎通できるように見えることへ反応し、テンションが上がっている。ここは、アシュリー救出とは別の種類の高まりだ。アシュリー救出は痛みと安心が中心だった。エイダ救出は、危険と信頼、そして2人の関係性の強さが前に出る。轟はじめの声も、怖いだけではなく、かっこいいものを見た時の明るさが混ざる。

一方で、敵の見た目や動きへの嫌さは最後まで残る。口から目のようなものが出る敵に対して、待って、という声が続き、戦闘のテンポはかなり慌ただしい。終盤まで来ても、怖さに慣れきっていない。ここがいい。強い武器を持ち、仲間に助けられ、資料も読んだ。それでも、目の前に出てくるものは気持ち悪いし、嫌なものは嫌だと声に出る。

エイダを助けた後の流れでは、いよいよ終盤の出口が見えてくる。アシュリーと一緒に進み、商人で最後に近い準備を済ませ、先に進む前にできることを確認する。ここでも轟はじめは、回復アイテムや武器強化、宝の売却を丁寧に見ている。勢いで突っ込むだけではなく、最後に必要なものを整える。怖がりながらも、準備を疎かにしないところは、このシリーズを通して見える強さだ。

配信終盤では、本編がかなり終わりに近いこと、DLCのエイダ編にも触れる流れがある。次回以降は、本編の決着だけでなく、別視点の物語も待っている。今回の回を見た後だと、エイダへの関心が自然に高まっているため、DLCへ進む導線としてもよくできている。エイダは助けてくれる存在であり、同時に何を考えて動いているか分からない存在でもある。その両方が今回の配信で強く残った。

エイダ救出戦で面白いのは、轟はじめが罠だと分かっていても、レオンの選択へすぐ乗るところだ。ゲームとしては、罠を疑うのが正しい。けれど物語としては、エイダを見て動かないレオンの方が不自然に見える。轟はじめはその矛盾を、難しい説明にせず「引っかかるに決まっている」という感覚で受ける。キャラクターの行動理由を理屈だけで測らず、関係性の強さとして読む。この見方があるから、終盤の会話が生きている。

この区間では、怖さの種類もまた変わる。チャプター15の入口では道と敵の多さが怖い。マイクの場面では味方を失う怖さがある。研究室では支配と除去の説明が怖い。エイダ救出戦では、分かっている罠へ踏み込まざるを得ない怖さがある。轟はじめの声は、その種類ごとに少しずつ違っている。驚きの声だけでなく、怒り、心配、納得、興奮が混ざるので、ホラーの終盤でも単調にならない。

この回をシリーズの中で見ると、#6からのつながりが特に重要だ。前回は研究施設、カードキー、クラウザーとの再会が中心だった。今回はその先で、マイクの支援、サドラーの支配、アシュリー救出、ルイスの資料、エイダ救出へ進む。単に「次のチャプターへ進んだ」ではなく、味方と敵、過去と現在、レオンとアシュリー、レオンとエイダの関係が一気に見える回になっている。

このつながりは、轟はじめの言葉の中にも残っている。前回までに苦手さが強く出ていた敵や仕掛けへ、今回もまた嫌そうに反応する。けれど、嫌がるだけでは止まらない。商人のところへ戻り、回復を確認し、弾を作り、必要なら魚まで食べる。怖いから進めないのではなく、怖いから準備をする。そういう地味な手順が何度も入るので、終盤の突破が勢いだけに見えない。

実況としての轟はじめは、怖がる、読む、笑う、怒る、喜ぶの切り替えがかなり速い。マイクが来れば明るくなる。サドラーがマイクを落とせば怒る。アシュリーが助かれば安心する。ルイスの資料を読めば、人物像を見直す。エイダが復帰すればテンションが上がる。この反応の速さが、2時間強の配信を重くしすぎない。ホラーの終盤なのに、見ていて声の表情が多い。

特に、資料読みの直後にまた戦闘へ戻る流れは、視聴時の負担をうまく分散している。ずっと敵に追われるだけなら疲れるし、ずっと説明だけなら配信の勢いが落ちる。今回は、ヘリ支援で上がり、研究室で一度読み、エイダ救出でまた上がる。山の置き方が自然なので、長めのアーカイブでも途中で印象が切り替わる。これはゲーム側の構成だけでなく、轟はじめがその都度反応を変えてくれるから成立している。

もちろん、ゲーム自体にはグロテスクな表現や終盤のネタバレがある。概要欄にも未成年視聴への注意が明記されているため、誰にでも軽くすすめる内容ではない。ホラーが苦手な人は、アーカイブを開く前にそこを確認した方がよい。ただ、轟はじめの実況は、怖さを消すのではなく、怖いまま声にして進むタイプだ。苦手な場面を飛ばしながらでも、キャラクターへの反応や資料読みの部分だけ拾う価値はある。

記事として今回の回をまとめるなら、中心は「終盤の救出戦」だと思う。マイクに助けられ、アシュリーを助け、ルイスに助けられた理由を知り、エイダを助ける。助ける、助けられるという流れが何度も入れ替わる。レオンだけがすべてを背負うのではなく、周囲の人物がそれぞれの形で前へ出る。轟はじめの声は、その入れ替わりにかなり素直についていっていた。

視聴する時の入口としては、前回#6を先に見ておくとかなり分かりやすい。クラウザー戦後の状態、孤島研究施設の雰囲気、アシュリーが連れ去られた流れが分かっていると、今回の重さがすぐ入ってくる。ただし、今回だけでもマイク支援、アシュリー救出、ルイス資料、エイダ救出という山が明確なので、終盤の実況として十分に追える。長さも2時間強で、シリーズの中では比較的見返しやすい部類だ。

一方で、前提知識がまったくないと、プラーガやアンバー、サドラーの支配については少し情報量が多い。そこは字幕や資料読みを止めながら見る方がよい。轟はじめ自身も、すべてを一気に理解して断定するのではなく、読みながら受け取り直している。視聴者も同じペースで構わない。焦らず、まずは「アシュリーを助けるための研究」「サドラーの支配に対抗するためのアンバー」という大枠だけ押さえると見やすい。

概要欄の注意書きも、見る前に確認しておきたい。公式アーカイブにはカプコンの利用許諾表記と、グロテスクな表現への注意が記されている。本文では過度に刺激的な描写へ寄せず、配信の流れと反応を中心に整理したが、元動画は終盤の戦闘とネタバレを含む。軽い雑談枠のつもりで開くより、シリーズの終盤を追うゲーム配信として見る方が合っている。

その意味で、今回の記事は攻略手順の代わりではない。どの敵をどの武器で倒すかより、轟はじめが何に驚き、どこで安心し、どの資料で人物像を受け取り直したかを読むための整理だ。アーカイブを見る時は、戦闘の正解よりも声の切り替わりを追うと、この回の良さがつかみやすい。

最後に残るのは、怖さを押し切った達成感だけではない。マイクを失った寂しさ、アシュリーが頑張った安心、ルイスが遺したものへの見直し、エイダのかっこよさ、そして次のDLCへの期待が同時に残る。『バイオハザード RE:4』#7は、終盤の戦闘を進める回でありながら、轟はじめがキャラクターの関係を一つずつ受け取り直していく回としても見応えがあった。